石田衣良/著
著者はいつまで少年の心を忘れないのだろうか。
もう一度前作の4TEENが読みたくなかったので、部屋ににある多くの段ボールから発掘しようと思った。
平凡な(一名を除く)4人の少年の、ほんの些細な出来事が、こんなにも素敵な物語になる。
そしてその些細な出来事は時として、同年代だった自分を思い出したり自分に起きた出来事とリンクする。
初体験、友達の死、行きつけの店…
懐かしくもあり、悲しくもあり、それでも温かさを感じる。
久し振りに涙が出た一冊。
気になるのは、著者が人間を好きなのかどうか…。
考えてみると著者だけではなく、小説家という人間は、人間の作り出す世界に興味があって、人間には興味がないのでは…。
勝手な想像。
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