森 絵都/著
読み終えて感動した訳でもつまらなかった訳でもないが、なんとなく安心できた本。
気まぐれなケーキ屋の女主人に翻弄される女性。ボランティアで犬を飼う為にスナックで働く女性。働きながら大学に通いもがく男。仏師にも修復師にもなれなかった生き方が不器用な男。元高校球児のサラリーマン。国連難民事務所で働く女性。
各々思うところがありつつ日常を送っているが、作品の中に悲壮感はなく。辛い話しにも思える物語は、気持ちを楽に保ったまま読めた。
恐らくすぐに忘れてしまうような作品だが、たまにはこういう当たり障りのない物語に触れるのもいいと思った。
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