こんばんは、はまかぜです。
全3回にわたってお送りするダブル発電を真剣に考えるシリーズ。
1回目はエネファーム編
2回目は太陽光発電編
でした。
最終回はエネファームと太陽光発電を組み合わせたダブル発電ならどうなのかと、最終的にわが家がこれらを導入したのかどうかについての完結編です
初期導入費用は高額であるものの、エネファームあるいは太陽光発電単独でも光熱費をかなり下げられて、災害時にも役に立つということはよくわかりました。
ということは両者を採用してダブル発電にすればもっとおトクになるはずです
ただ、単純に足し算されるわけではないようです
エネファームに学習機能がプラスされる
エネファーム編でお伝えしたとおり、エネファーム単独では常に0.7kWh発電します。
ただ、電力を多く消費する時間帯も0.7kWh、少ない時間帯も0.7kWhです。
ということは少ししか使わない時間帯の方が余剰電力は多くなりますが、売電価格は安いので高いガス代を支払ってムダに安い電気を作っているということになります
ところが、太陽光発電を併用するとエネファームに学習機能がつきます。
電気をたくさん使う時間帯は最大0.7kWhまで発電しますが、少ししか使わない時間帯は例えば0.1kWhの発電に抑えてムダな電気を発生させないようにするのでガス代の節約につながります。
わかりやすい参考画像を見つけてきました。
(※東芝より画像引用)
要するに、日々の電力使用量に合わせて発電量を変えてくれるというわけですね。
先の画像は昔のエネファームのものですが、昔はエネファーム単独でも学習機能があったようです。なぜ最近のはそれがなくなったのか・・・。
エネファームの発電分が優先して消費される
ダブル発電の場合、太陽が出ている日中はエネファームからも発電され、太陽光パネルからも発電されますが、エネファームによる発電分が優先的に使われ、それでも足りない分は太陽光発電分が消費されます。
エネファーム単独発電の売電価格(11円/kWh)よりも太陽光発電の売電価格(18円/kWhの予定)の方が高いので、エネファーム発電分から消費し太陽光発電分をより多く残して売電に回せるのはありがたいと思いました。
が
ダブル発電の場合、エネファームの売電制度は使えない
大阪ガスの場合、エネファーム単独であれば約11円/kWhで売電できますが、ダブル発電にするとエネファームで余った電力は売電できないそうです
まあそのためにエネファームに学習機能を持たせてちょうど使い切れるようにして、少しでもムダなガス代を発生させないようにしてくれているんでしょうけど。
それでも急に電気を使わなくなって余ることはあると思うんですよね。残念。
ダブル発電にしても太陽光発電の売電価格は下がらない
実は、3年前まではダブル発電すると太陽光発電の売電価格が数円/kWh下げられてしまうデメリットがあったそうです。
しかし今は売電価格は下がらないので心配いらないとのことでした。
詳しい理由はこちらの記事がわかりやすかったです。
(おまけ)蓄電池はいま導入するべきか?
営業マン個人の意見としては、「まだ早い」とのことでした。
デメリットとして、多くの蓄電池は災害時には1階など限られたエリアでしか電気を使用できず、100V電源のみとなるそうです。200V電源が使えて家中どこでも電気を使える蓄電池も発売されていますが、200万円くらいとかなり高価になります。
蓄電池よりは、電気自動車がオススメで、蓄電池の容量が大きくて家中どこでも使えるし200V電源も使用可能だそうです。
以上から、エネファームと太陽光発電の組み合わせはそれぞれを単純に足し合わせた効果が出るというわけではありませんが、ダブル発電によりそれぞれ単独の場合よりも上乗せ効果が期待できるということがわかりました。
さて、わが家が出した結論は・・・
ダブル発電を導入することにしました!
話を聞いた限りでは、エネファームが一番良さそうだったのでこれは即決でした。
迷ったのは太陽光発電ですが、以前HMから話を受けた際には信用さえあれば導入しても良いと思っていたんです。
大阪ガスの営業マンは説明が丁寧で信頼できると思ったので、思い切ってお願いすることにしました。
というわけで、
エネファーム導入費用:120万円、太陽光発電導入費用:110万円の
合計230万円
をお支払いすることにしました。
(ローンを組むと団信込みで金利1.95%とお高いので使いません)
エネファームは2月くらい、太陽光発電は3月くらいの工事になるそうです。
以上全3回にわたり長々とお付き合いいただきましてありがとうございました
最後までお読みいただきありがとうございました。