最近なぜだか将棋に夢中である。

大好きなマンガ、「3月のライオン」でもって、ああそういえば私小さい頃に将棋好きだったな、よく祖父や父が相手してくれてたな、ということを思い出して、
あーまたやりたいなぁ、でも実戦だと相手必要だし盤と駒そろえなきゃだしなぁ、
と思い、
それっきりになっていた。

早々に横道に逸れるけれど、
3月のライオンは作中に出てくるごはんが死ぬほど美味そうである。
癒えない心の傷と孤独を抱えた天才将棋少年(史上5人目の中学生プロデビューを果たしたという設定)が、
ひょんなことから出会った下町の三姉妹と交流を重ね、
人間としても棋士としても少しずつ成長してゆく、
みたいな話なのだが、
この三姉妹の長女、あかりおねいちゃんが作るごはんがちょう美味しそうなのだ。
彼女らの家庭の裕福でない経済事情もあり、食卓に並ぶのはどれもごくありきたりな庶民の夕飯や、
ほんの少しだけ工夫をしてみた安ウマメニューが中心。
そんな感じなもんだから、再現も簡単なのである。
3月のライオンをきっかけに、私の趣味に「マンガ飯の再現」が追加されてしまった。
新刊が出るたびにやってるので、次巻発売されたらここでお披露目いたします。


将棋の話に戻るけれど。


盤と駒と相手がなくちゃ出来ないもんなー、
と思っていたものの、
最近はあれですね、ゲームと名のつくものは大体アプリになっているんですね?
ということに気づいたので、
何の気なしに適当に将棋アプリを落としてみた。
もちろん無料のやつ。




ハマっちゃった…。




ステマ記事とかじゃないんでアプリの名前を推したりはしないけれど、
私が落としたアプリは、
システムと対戦(駒落ち、平手は選べる)、
詰将棋(実戦1手詰、3手詰など)、
そこらへんはなんの不備もなくできる。

数学的なセンスがないのでパズルやなんかにしてもそこまで得意ではないのだけれど、
詰将棋は解けたら完璧に納得できる(数学だと納得出来なかったりした学生時代)、そして無限に問題はある、というので、なんだかハマってしまって、
最近は移動中とかずっとアプリの詰将棋をやっている。


撮影の待ち時間に別の本を読むのが苦手で(文字情報で脚本以外のインプットをしたくない)、
中あきの時とか、どうしたもんかねぇと思いながらひたすら脚本を読み続け最終的に目が血走る、なんてこともよくあったのだけど、
今度からは詰将棋という選択肢が出来たな、と思っている。
小説と違って、1題解き終わったらすぐ現世に帰って来られるし、案外いいんじゃないだろうか。
中あき、ない方が好きだけれども、次にそういうスケジュールでお仕事がくるのが楽しみになった。


いつか盤と駒を買ったら、
誰か相手してね。