2018年8月14日
今日でボクの短い夏休みが終わります。
会社のPCを持ち帰って家でお仕事をしているので本当の休みとは言えませんが…。
持ち帰ったお仕事はちょっとしたクリエイティブのお仕事なのですが休み明けから会社で行うと絶対に納期に間に合わないのでテイクアウトして進めていました。
ジャパンキャンサーフォーラムが終わり力が抜け廃人になりかけましたが、仕事をしたりしながら何とか現実に戻りましたので明日からもきっと大丈夫…だと思います。
ボクの身体を心配してくれる皆さんがたくさんいます。
少し休んでくださいね、って暖かいお言葉をたくさんの方からいただいております。
そんな声をかけてくれる皆さんに感謝です、ありがとうございます。
ボクは好きなことをやっている楽しい時間はがんもお休みしていると思っています。
免疫力ががん細胞に勝っていればがんは抑制出来る訳ですから、「楽しい時間はがんはおやすみ」ですよね。
ジャパンキャンサーフォーラムは本当に楽しかった。
TEAM ACCのブースプラン、グッズの制作、ブースの設営、そして当日を迎え初日の夜は仲間と月島にもんじゃ焼きを食べに行ったり、どれもこれも楽しかったので完全にボクの肺にいるがんも夏休みだったと思います(^^)/
出来ればがんは明日からもずっとお休みをしていてくれればいいんですけどね、そうもいかないかな。
さて、今回はとっても嬉しいことがあったので記事にしてみますね。
まずはある人物をご紹介いたします。
先日のジャパンキャンサーフォーラムのラベンダーリング メイクアップ&フォトにスノーボードを持って撮影に臨んだ渡部 亮(わたなべ りょう)くん。
ボクは亮くんと呼ばせていただいております。
彼は舌癌サバイバーでありNicotto<ニコット>の会員でもあります。
亮くん、実はスノーボード界ではとっても凄い方。
全日本スキー連盟公認の現役スノーボードデモンストレーターなんです。
12名(男子×8名、女子×4名)の中のお一人です。
ボクは基礎スキーの経験があるのでこのデモンストレーターの凄さは良く分かります。
舌癌になり一時は希望を失いましたが見事に復活してデモンストレーターになった努力家の亮くんなのです。
ラベンダーリングの写真、とってもカッコいいです。
ボクと亮くんの出会いは2年前のジャパンキャンサーフォーラム2016。
OCTサバイバーズトークの機会をいただき登壇するボクの話しを聞きに来てくれた際に会ったのが初対面でした。
ボクがまだ一人TEAM ACCだった頃です。
Nicotto<ニコット>のブースで腺様嚢胞癌(ACC)のアピールをしていました。
亮くんはボクの存在をブログで知ったようでリアルに会って話しがしたかったと言っていました。
舌を切除するという手術からそんなに時間が経っていなかったのでしゃべりずらかったと思いますが、しっかりと会話できましたし、これから体力を戻してスノーボーダーとして復活するんだと言われていました。
そして現在ではスノーボードのデモンストレーターとして活躍しております。
そんな亮くんは今回のラベンダーリング メイクアップ&フォトをボクのブログで知ったようで、ソッコー申し込んだみたいです。
応募したこと、当選したことをボクは全く知りませんでしたので、会場で撮影後の写真を見てビックリ!
ウェアとスノーボードまで持ってきちゃってるじゃん!
ウェアの右腕にはSAJ(日本スキー連盟)の日の丸旗が入ったワッペンがついている。
カッコいい~。
以前からがんノートのキッシーを紹介して欲しいと言われていたので隣のブースのキッシーに声をかけてふたりを繋ぎました。もしかすると、がんノートに出演してくれるかもですね。その時は応援にいかないとね(^^)/
そして、そして嬉しかったお話(^^)/
ジャパンキャンサーフォーラムの会場で亮くんにステッカーをあげました。
腺様嚢胞癌(ACC)ではないからラベンダーカラーのALL CANCER Verのステッカーをあげたのです。
「明日からニュージーランドに滑りに行くんですよ」
「マジで、いいなぁ。そうだ、亮くん、もし良かったらスノーボードに貼ってよぉ~」
「はい、わかりました、貼っておきます」
なんて会話をして再会を約束して別れました。
そしたら先程Facebookに亮くんが写真を投稿。
ニュージーランドでお仲間達と元気そうなお写真。
写真の一番右で青いボードを持っているのが亮くんです。
その亮くんのボードを良く見るとトップの左側に丸いステッカーが貼られているではないですか。
嬉しくなったボクはFacebookにコメントを投稿したらりょくんがボードの写真を送ってくれたので加工したものがこれ!
やったぁ~、超うれしいっす。
自分でデザインしたものがこうして世の中に出ていくのって夢がある。
スノーボードの色とステッカーの色が上手く溶け込んでくれているので邪魔な感じもしないし、貼ってある位置も物凄く良い。でもあの世界的有名なスポーツメーカーさんの隣で大丈夫なのか…。
お金払っていないけどスポンサーみたいになってるし…。
気になったので亮くんにそのまま聞いてみた。
「お金払ってないけど大丈夫かな」って。
そしたら、
「心のスポンサーですから」って…
もうね、涙が出てきたよ。
嬉しい一言。
こんなボクでも亮くんがどん底から這い上がろうとした時に少しでも勇気をあげられたことが今に繋がっているんだなって感じた。
本当に嬉しかった。
亮くんも頑張ってるし、ボクももっと頑張らないとね。
ありがと、亮くん、勇気をもらったよ(^^)/
ケガにだけは気を付けて無事に帰国してください。
また、会いましょうね(^^)/
がんであっても楽しく笑顔で生きましょう
そんな意味がこのステッカーに詰まっています。
<今日の一言>
だれかが自分を見てくれてる
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