今年は第1回、第6回に続いて、6年ぶり3回目の東京マラソン出場が決まりました。
ちょうど1か月前に右脚を痛めて、一時はほとんど走れない状態でしたが、その後のレースをすべてキャンセルしてこの日に備えてきました。
前日の受付のビッグサイトは長蛇の列。
終わって走友会の仲間と都庁に登りました。
やはり東京は広い。
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新宿のホテルで前泊。
ところが当日朝5時に起きて着替えをしていたところ、午前6時4分に母が息を引き取ったとの連絡を受け、急遽和歌山に引き返しました。
それにしても何で今日なの・・・
出発前には病院に見舞い、前日にも意識はあったのですが、朝病院から連絡があって間もなくだったそうです。
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明るく社交的な母は、昨年6月に膵臓がんが判明してからも全く動じることなく自宅で気丈に過ごしてきました。
年明けに和歌山の病院に移ってからは日に日に弱りゆく中でも明るく過ごし、最後まで苦しむことなく意思疎通は可能でした。
600点を超える多くの絵画を残し、会いたい人にも会って、思い残すことない最期でした。
一言だけ言わせてもらうと、東京マラソンが終わるまで、あと半日待ってほしかった・・・。
こうして幻の東京マラソンと相成りました。
でもおかげで当日に親族のみのお通夜、翌日にはお葬式、初七日とすべて終えることができました。
花好きだった母にふさわしい華やかな祭壇でした。