突然ですが、和歌山県が誇る主要輸出産品といえば、梅?みかん?
いえ、実はパンダです。
白浜のアドベンチャーワールドでは2000年以来、毎年あるいは1年おきに9回もパンダの出産が相次ぎ、和歌山生まれのパンダは、9回の出産で双子が5組の計14頭になります。
(パンダの出産はもともと双子が多いそうです)
実はパンダは中国から「貸与」されているため、これまで8頭がすでに中国に「返還」され、それでもまだ和歌山には現在7頭のパンダが生息しています。
そしてこれだけのパンダを「輸出」しているのは、中国を除けば白浜だけです。
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そんなわけで白浜に去年12月に生まれた双子パンダを見に行ってきました。
5月1日は平日にもかかわらず、赤ちゃんパンダ舎の列はすでに45分待ち。
桃浜(とうひん)と桜浜(おうひん)のメスの双子は、現在約8kg。
もうちょっと成長して、コロコロ遊んでいる姿を期待していたのですが、もういるだけで充分カワイイ。そっと仲良く寄り添っていました。
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14頭のうち最初の7頭は前の母親「梅梅(めいめい)」が生みましたが、あとの7頭は白浜生まれの「良浜(らうひん)」が母親。
そして最初の1頭を除く13頭の父親が、この「永明(えいめい)」。
歩き回ったりしてサービス精神旺盛です。
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これだけの数になると住宅事情にも影響が出て、今回以前にはなかった新しいパンダ舎ができていました。
こちらは2年前に生まれたオスの「海浜(かいひん)」と
メスの「陽浜(ようひん)」。
だいたい動物園のパンダといえば、のべーっと寝ているだけであまりやる気が感じられません。
そこへいくとオトウチャンの永明はさすがです。
中国以外でこれだけ豊富にパンダの姿を見ることができるのは白浜だけです。
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そのほか、人とイルカが一体となるショーには毎回感動させられます。
サファリに、
白くまやさまざまなペンギン、
ペンギンのお散歩タイムもあり、十分楽しみました。
そしておみやげの動物パン。