先週のハセツネ30Kトレイルに引き続いて、今週は長野マラソンに行って来ました。

この大会、長野オリンピックの翌年に始まって、今年で16回目になります。(もうそんなになるんですね)

最近は人気が高くて、ネット申し込み開始直後20分ぐらいで完売します。

パソコン前に陣取って熾烈な「クリック合戦」を勝ち抜いて、今回参加権を獲得しました。

和歌山から特急と新幹線を乗り継いで、6時間。

先週のあきるの市に続いて、長野でも満開の桜が迎えてくれました。

去年のこの大会は季節はずれの雪に見舞われたそうですが、この日はまずまずの天気で、ちょうどいい気温でした。

ゲストはシドニー五輪金メダリスト、高橋尚子さん。

・・・

コースは長野市内の幹線道路で、起伏が少なく、道幅も広くて走りやすいコースです。

今回の目標タイムは、うまくいけば3時間10分以内、少なくとも昨年3月の自己記録3時間14分は狙いたいところです。一方最悪の場合でも3時間30分以内は確保したいところです。

スタート前、緊張感はあまりありません。

序盤はキロ420秒前後のラップで、かなり突っ込んで行きました。

5km手前、そろそろランナーがばらけてきます。

10km手前、前方のラモスみたいに髪を振り乱したランナーは、ドクターにしてロック歌手、さらにトレイルラン大会を主催するなど、この道ではかなり有名な福田六花(りっか)さん、御歳48歳。(抜きつ抜かれつして、結局最後は35km過ぎでかわされました)

10kmのタイムが4350秒、まずまずの滑り出しです。

全体の3分の1にあたる14kmのタイムが1時間1分。

15km付近、どちらを見ても遠景は山が広がっています。

20km付近の五輪大橋。何とかキロ430秒のペースを維持します。

ハーフの21kmタイムが1時間33分。このままのペースで行けば目標達成ですが、そうは問屋が卸しません。

25km付近、ペース維持が精一杯。このあたりから千曲川の河川敷に入ります。

3分の228km地点で2時間5分。

でもこのあたりから苦しくなって、たまらずキロ450秒にペースダウン。

30km地点で生Qちゃんが、ひとりひとりハイタッチで激励してくれます。

金メダリストを至近距離から撮影。

国民的アイドルのこの笑顔がカワイイ!

少し元気をもらいますが、35km付近になると、キロ5分前後の維持が精一杯。

38kmを過ぎるとそれもかなわず、ズルズルとペースが落ちて、40kmタイムが3時間7分。

もう脚が限界に近づいて、キロ6分の維持が精一杯。

こうなったら自己記録も、今シーズン記録の3時間18分も無理。

ついに42km、オリンピックスタジアムに入ります。

ゴールタイムは3時間22分。

・・・

決して悪いタイムではないけれど、40kmまで脚が持たなかったのが悔しくて、ちょっと複雑な気分。

でも今回は天候にも恵まれ、気持ちのいいマラソンでした。

笑ってますが、このあと脚がつってしまいました。

でも最初から突っ込まないと記録達成は不可能です。

だから今回のレース運びには後悔はありません。

これが今シーズン最後のフルマラソンになりますが、このペースで42km持つ脚を作ることが来シーズンに向けての課題です。

そんなことを考えながら、はるばる電車に揺られて和歌山に帰りました。