会議室チキンレース
今日は15:00より会議。
今年の末から来年にかけての大忙しカーニバルを乗りきる為の対策会議でした。
参考までに言っておくと列席者は
・営業の先輩
・営業の先輩2
・総務部マネージャー
・システム部員(弊社シスアド)
・俺
・工務部マネージャー
の6名。
「では、タナカは何人の増員が必要だと思う?」
「はい、校正の専門家を雇うとコストがかかるので、アルバイトを1名。
特に忙しいと思われる1月中旬に2名入れればいいのではないでしょうか」
「なるほど」
「労働時間と内容から鑑みるに、学生のバイトとかで充分、女子高生だとなおよし…って感じでしょうか」
「…………」
あっ…
やっちまったか?
やっちまいましたね、俺。
「バカ、女子高生で喜ぶのお前だけだろ!」
先輩のフォロー。
ふぅい、助かりました。
「あ、そうですね。『これも仕事のうちじゃ~』なんて感じで楽しいでしょ?テヘ」
「………」
おおう!!
マタヤッテシマイマシタカ?俺。
カイシャインシッカクデスカ?
駄目だ、日常的な場面(しかも仕事の、しかも会議の席上)でまで俺「タナカ化」しとる。
ま、そこそこの「ウケ」は取れたからよしとするか。
えと。
よくねぇ。
たしかにやってない
営業部長からなんですけど。
昔、ドイツ語だかフランス語だかの出版物を手がけたそうで。
印刷のときに現場のオペレータが気をきかせて、
ウムラートをゴミだと思って消してしまったんですよ、これが。
しかも出版されて書店に並んでしまった。
で、大クレーム。
取引停止か!?みたいな騒ぎになってしまって、社長と一緒に先方に謝りに行ったらしいんです。
もう取り付く島もなくて、ヤバイ雰囲気だったそうで。
で、苦し紛れの担当営業の一言。
「ドイツ語が分かったら印刷屋なんてやってません…」
場の雰囲気は凍りついたが、先方のエラい人も一言。
「そりゃそうか…」
実はその取引先とは今でも続いています。
そして、このクレーム処理は弊社で伝説として語り継がれているのでした。
お客さんを泣かす
小さ目のデザイン事務所。
担当者は男性1人と女性が1人。
まだ担当になって日が浅いので詳細は分かりませんが、
男性(A氏)が仕事を取ってきて、女性(B嬢)は入ってきてからのディレクション。
そんな感じ。
で、先日A氏の方から問合せがありまして。
「1日に間に合わすためには、いつ入稿すればいい?」
「えっと、25日中に入れていただければ…。
『22:00に来い』っつわれれば行きますよー」
その後音沙汰なし。
昨日痺れを切らせてA氏にTEL。
「あー、その件はB嬢に任せたからそっちに電話して」
はい。あのーもしもし…
「えっと…、入稿のデッドはいつですか?」
こりゃできてねぇな
「A氏に今日の夜と伝えましたが、明日のAMでもいいですよ」
「午前中じゃないとダメですか(オドオド)」
「午後から弊社、社員旅行になりまして現場も動かなくなってしまいますので」
「あ…あの……仕様確認して折り返し電話します」
おいおい、この後に及んで仕様が固まってないのかよ。
その後、音沙汰なし。
やはりそれではヤバいので19:00にTEL。
「ただいまBは電話中です」
それでは折り返しタナカまでご連絡いただけるようお伝え願えますか?
19:30。
やはり来ないので再度TEL。
しつこいといわれようが、仕事が滞る方が問題だ。
「Bは退社させて頂きましたが…」
逃げやがったよ!!
あとで引継ぎ前の先輩に聞いたところ、
B嬢は入ったばかりで全くの素人だそうで。
そんな中で制作は遅れ、
印刷屋からは「まだですか!」と突っ込まれ、
居たたまれなくなったんだろうなぁ。
かわいそうに(他人事)。
社員旅行キャンセルして付き合ってやっか。
「今日中に入れていただければ納品間に合わせますよ」
悪接すとは悪との接近(語呂合わせ暗記法より)
日常にあった心に留まったこととかは、仕事の辛い記憶と共に忘却の彼方に追いやっていたんですが。
こうやって書いてみると「意外と俺って楽しそうに生きてるじゃん」とか再発見があったり。
どうしても気分がロウな時はどうにも日記の内容も若干沈んでたり。
それもまたよし。
ま、沈んでる時は書くなって話もあるけど。
それをやると書かない言い訳にしてしまいそうなんで、一応書く方向で。
いいじゃないのさ、ほっといてよ。
何じろじろ見てんのよ。
そんなにあたいみたいなのが珍しい訳?
あぁ、そうさ。
あたいは親に捨てられて、お天道様に顔向けできない事をやってきた女さ。
人殺し以外の悪事はほとんどやっちまったしね。
でもね、あたいは信じているのさ。
きっと白馬に乗った王子様が迎えにきてくれるってね。
……バ…バカヤロー、何言わすんだい。
え!?君のそんなところも含めて一緒になりたいってぇ!?
ハン、笑かすんじゃないよ。
あんたみたいなボンボンを見てると虫唾が走るんだよ!
この偽善者が。
(以下570行省略)
……
…いいのかい?本気にしちまうよ、あたい。
収拾がつかん…。
Happy BIRTHDAY
おめでとう自分。
とうとう30歳、大台です。
子供の頃想像していた30歳とだいぶ違うなぁ…。
やっぱ子供の頃は思う訳さ。
きっと30歳の頃には自分はひとかどの人物になってるって。
30歳といったら当時、自分の親と同じ位の年だしね。
想像では、俺ヒゲ生やしてました、30の時には。
可愛い奥さんと娘が1人。
家は郊外の一戸建てで、庭にはブランコ。
娘の誕生日に大きなぬいぐるみを持って帰ると、
「パパ、ありがとー!亜里沙(仮名)パパと結婚すゆ~」
とか言われてたはずなんですが…。
あまりのギャップ。
あんまりな現実。
ま、現実って奴は得てしてそんなもんなのかも知れないねぇ。
まさか30になった時の自分が、ゲームに夢中になってるとは思わないわなぁ。
もうビックリ!なのですよ、ほんとに。
でもまぁ。
楽しいからいいやぁ。
魔王の復活
退院してきて、とりあえず東京の家に戻った。
今日まで有給とっているので、今日は掃除・洗濯など日常の雑事。
ただ、一つだけ困るのはトイレで血が出る事。
母さん、赤飯だ!
ヒロユキが大人になったぞう!!
冗談いってる場合じゃねぇ。
こえぇ。
っつか傷口ふさがりきってねぇ。
まさに痔の患者だ、俺。
家でじっとしているのも芸がないので、本屋に行ったり飯食ったり。
あまし動いて傷が開いたらしゃれにならんのでそこそこ。
明日から会社にしたけど、もうちょっと休んだほうがよかったのかも。
でもクライアントへの20日の請求があるからなぁ。
ま、しょうがないやな。
6日目の真実
彼女が俺の部屋に来るのは何回目だろう。
今日も俺の部屋でいっしょにテレビを見ている。
別段見たくもないつまらないテレビ番組。
くだらない事件にくだらないコメンテーター。
俺にしてみればテレビ番組よりも、彼女の息遣い、目覚し時計の秒針の音が気になって仕方がない。
なんで、こんなにこの時計は大きな音がするんだろう?
「彼女は俺の部屋に来て楽しいのだろうか?」
そんなつまらない疑問が頭をよぎったりもするが、それほど大きくもない時計の音が気にかかってそんな考えも長く形をなすことはない。
数瞬後、俺はなけなしの勇気を振り絞って彼女の方に顔を向ける。
びっくりするほど近くに、これまたびっくりした表情の彼女の顔。
何も言わずに俺は彼女の唇を奪う。
抗うでもなく受け入れるでもなく、ただ溜息にも似た鼻息が俺の頬と耳を優しく、くすぐる。
いつのまにか彼女も俺のキスを積極的に受け入れてくれている。
俺は頭に血が上ってしまい、ただ夢中で、彼女の上着を脱がそうと手をかける。
「だ、だめ…だよ…」
どうして?
「だって、準備…してないし…」
そう、今まで頭で用意していた言い訳。
避妊具を用意しないことによって彼女に手を出さない理由にしてきた。
壊れてしまうのが怖いから。
…今まで通りの関係が。
「今日は、用意してあるから」
ハッ、とした彼女の表情。
そしてその表情は諦めと怯えの混じった表情に…。
でも、すぐいつもの優しい表情に戻っていた。
瞬きをしている隙に見逃してしまいそうな微妙な表情の変化。
俺は、すごく悪いことをしているような気分になって彼女から目をそらした。
「じゃ…、いいよ」
「タナカー、起こしに来たでー」
「たかー」
「なすびー」
「目覚めよー」
ズゴゴゴゴゴ……
……うにゃ?
…
…えと……。
夢オチかよ!!
病院に来て淫夢を見てしまった。
淫夢自体がすげー久しぶりだ。
しかも中途半端にリアルで「第3話」って感じだ。
第2話までのあらすじもあったぞ、最初に。
参考までに言えば彼女看護婦ではないです。
それじゃ出来すぎ。
あ、もちろん最後の(目覚める)部分は作りね、念のため。
溜まってんのか?俺。
そうだな、溜まってるんだろうな。
…もしかして俺に立っていたフラグって夢オチのフラグ?
以上。
朝一の淫夢報告でした~。
ソンナホウコクキキタクネ~。
…さすが退院前日ともなると、イベントは発生しない。
漠然と時間が過ぎていく。
4Fベランダの喫煙所で過ごす時間が長くなってきた。
で、聞くとなし喫煙所で話している人達の話を聞いてしまう訳で。
「おたくはイボ痔ですか?」
「やっと食事が出るようになったんですが、今度はトイレが怖くて-」
「座れるようになりましたよ-」
ここは肛門科でしてね。
ほとんどの患者さんが痔で苦しんでいらっしゃる訳で。
あ、厳密に言うと俺も-、カモ。
手術のときに先生に
「小さい痔があるからついでに取っちゃうよ~」
って言われたっけ。
ついでに…か。
「痔」という病気のイメージの持つ後ろめたさにも苦しんでいたんだと思うのね。
ここに来るほとんどの人が。
でもここでは明るく「痔」の話が出来る。
同じ苦しみを味わっている人たちだし、後ろめたさを感じる必要もないし。
さらに言うならば、この病棟の患者さんは「死なない」。
ここの妙に明るい雰囲気はその辺から来るのカモ。
俺も「あなたは?」とか聞かれて、
「あはは、痔ろうです~」とか答えちゃったり…。
「え?痔ろうなのに一週間で出られるんですか?」
ぎく!!
「あははー」とか答えてみたり。
でもまぁ、隣りが死にそうな人、とかよりはぜんぜん気が楽。
ザッツオーライッ。
最後に、病院に置いてある「頑固親痔の数え歌」より
一、ひとつとせ 他人には言えないこのつらさ そぉっと推しこみ知らん顔 そりゃ脱肛だね
二、ふたつとせ 夫婦の仲でもわからない 腫た痛みとこのうづき そりゃ痔ろうだね
三、みっつとせ 三ヶ月形して細い奴 曲がって出てくるなさけなさ そりゃ疣痔だね
四、よっつとせ よせよと言うのを飲みすぎて 赤い涙がにじみ出る そりゃ切痔だね
五、いつつとせ 行こうか戻ろか辻仲へ 痛みに勝てずにやっと来た そりゃ一安心
六、むっつとせ むき出すお尻の恥ずかしさ 顔は見ないよ尻を出せ そりゃあきらめろ
七、ななつとせ なんにも言わずに指入れて 辻仲病院信じなさい そりゃたのみます
八、やっつとせ やっぱりすぐれたこの技術 痛みも取れたよ痔も取れた そりゃよかったね
九、ここのつとせ 心のこもったお食事や 優しい看護で無事退院 そりゃありがとう
十、とおおとせ とおとお出ました太いやつ 家族を集めて飲みました そりゃ祝い酒
(すべて原文ママ)
尻を出せって…。
検証!となりの晩御飯
入院して5日目。
さすがに飽きた。
7:00起床もナチュラルに目が覚めてしまう。
21:00消灯、23:00に見回りが来て、
「電気消してくださいねー」
では、さすがの俺も起こされるまで寝続けることは不可能だ。
目覚ましが鳴るまで意地でも寝る主義の俺としては情けない限りだが。
8:00朝食食う。
9:30風呂に入る。
そういや、病院食に関して一個気になるところがあった。
それは、
「病院食を食べ続けると痩せるのか太るのか」
である。
実は病院に入って以来、病院で出されたもの以外は口に入れていないのだよ。
しかも米粒一粒残さずにね。
お茶と水は若干口にしているがね。
そして風呂場にはおあつらえ向きに体重計が。
という訳で、
「入院記念!病院食を食べ続けると体重はどうなっちゃうのぉ!?大会~!!」
ってそのままや、がっくし。
11日入院日17:00入浴時68Kg
12日2日目(手術) 朝から点滴で風呂に入らず。量れず。
13日3日目手術翌日は入浴なし。量れず。
14日4日目8:30入浴時64.5Kg。
15日5日目9:30入浴時65.0Kg。
16日6日目8:30入浴時…、これから。
本当は最後の日に結果書こうと思ったんだけど、
…
もうすでにネタ尽きてます、俺。
<検証>
手術で3.5Kg減っている。
もうちょい減ってもいいような気がするが…。
多分、
運動をしていない。
そして点滴を1日に1.5lしているので約1.5Kg体に入れている。
体力も一日程度では落ちない。
単純に体内にあった尿・便などの重さか?
3.5Kg…、重めー。
しこうして5日目。
…ふ、増えとる。
これも胃腸内のものの重さなんでしょうか?
それとも久々の食べ物なので体が超絶吸収してる?
謎。
明日の朝の体重である程度読めてくるかもね。
…読めないかもね。
意識して頑張った割にはつまんない結果になりそうだ、スマヌー。
で、10:00診察。
5分で終了。
部屋に戻り、昼食までネットサーヒンやらオウガやら。
昼食後、かねてより計画していた、
「先生に許可をもらって外出しよう。本を買おう」
実行。
13:20ナースステーションにて「外出願い届」をもらう。
記入。
で、外出GO!!
……
…で14:15。
何故か俺はどこにもいかないまま病院の前の通りを歩いてます。
うぅ、完全に迷子だ。
多分、駅の近くをぐりぐり~っと迂回して戻ってきてしまったようです。
出て行ったほうの反対側から出てきてるし…。
悔しいので病院には戻らず、再チャレンジ。
14:45。なんとか駅に到着。
やはり1回目のチャレンジは駅をニアミスしている。
あふぁ、1時間半かかってるぅ。
なんの!
落ち込まずに本屋によって雑誌等を購入。
時計を見ると15:00。
行きにかかった時間を考えると、そろそろやばいか。
戻る。
病院着15:30。
道が分かれば30分か。
戻ると、封筒が。
「速達」
なんぞ?
親からでした。
「保険が下りるのは入院5日目からです-」
ふむ。
「同封した診断書に記入してもらってください-」
ふむふむ。
保険下りるらしいです。
でも2日分、とほ~。
同封診断書が2通。
事務に行って書類の記入をお願いする。
「簡易保険用のですと¥5000-で済みますが、こちらは¥7000-ですね~」
むぐへ!
2通で¥12000-ナリか?
これで保険が下りるのが1日3000円とかだったら赤字だ。
「診断書発行には1週間かかります」
またここに来ないといけないの?
郵送とかはしてくれないの?
ブルー。
「じゃ、いらない」とか言いてー。
ついでに、
「俺の入院費用、教えてください」
「はい、後ほど内線で連絡差し上げますね」
再度ベッドに戻る。
内線鳴る、早っ。
「10万円あれば大丈夫ですよ」
えっと…。
最初に預けた「入院保証金」が¥30000-。
「財布に大量の現金を入れておくと危ない」と聞き、病院に預けてあるのが¥50000-。
財布の中に¥11900-。
合計¥91900-。
…足りない。
いや、ややもすると足りそう。
少なくとも診断書を断れば足りる…、ふふ。
でも、もし足りなかったら…。
「お金足りないんで銀行に行かせてください」とか言うの?
それとも明日もう一度外出届出して銀行に行くのか?
それが現実的か…、ふぅ。
往復1時間。
銀行で1万円おろすために。
がっくし。
倦怠期には目先の変わったことを
7:30起床。
8:00からの朝食合わせでこの時間になると部屋の電気がつくのだ。
そうでなけりゃ起きれなかった。
だんだんルーティン化し始めた。
ま、退屈し始めたって事。
悪い兆候だ。
初めて飯に不満を持つ。
余裕が出てきた証かねぇ。
・切り昆布煮
・お浸し
・漬物
・ナスと油揚げの味噌汁
・ご飯
・牛乳
どれがおかずだよ。
動物性たんぱく質ねぇよ。
しようがなく味噌汁をおかずにご飯を食べる。
「チャンピオンのタナカ…、完食」
TVチャンピオンのナレーションが聞こえてくる。
10:30、点滴。
パンスポリン静注。
抗生剤。
やな患者だね。
点滴を受けるたびに、薬剤の名前を確認。
確認中に一回針が血管から抜けたらしくえらい痛い思いをする。
「今回のは針が短いから動かないで下さいね」
という看護婦さんの忠告を無視した報い。
でも、中性洗剤「ナテラ」とか点滴されてたら困るしね。
どじっ娘看護婦フラグの線はまだ消えてないしな。
10:45、ちょっとしたトラブル。
点滴の薬液が切れるとナースコールで呼ぶのだが(『自爆ボタン』みたいな奴を押す)、
ボタンがベッドの下にもぐってしまう。
看護婦さんが取ってくれようとするのだが、リクライニングベッドの頭の部分に深く入ってしまっている。
リクライニング部分を動かして取ろうとすると…
…
動かない…。
あ!
俺、勝手にコンセント抜き変えてます。
2個しかないから(ディフォルトはテレビとベッド)。
GB充電と携帯充電とパソコンの為にね。
「あれ?動かないな、あれ?」
といぶかしむ看護婦さんに
「す…すいません。コンセント抜いてあります。上の抜いてください」
それはGB充電アダプタ…。
逆フラグだ、こりゃ。
点滴中に「人質カノン」読了。
「生者の特権」はちょっと良かった。
相変わらず宮部みゆきは弱者ネタが好きだなぁ。
短編7編中3作の主人公がいじめられっ子だ。
12:00。
昼飯。
・肉うどん
・おにぎり(ワカメ入り)
・たくあん
・ヨーグルト
・南瓜のサラダ
いや、一応メニューは書くがコメントは控えよう。
…っつーか肉うどん!!
どうやりゃあんな甘くなるんだ。
後学の為に教えてくれ。
でも完食。
「タナカの手が…、止まった」
午後一番、入院患者の診察が外来で行われるので2Fに行く。
ぼーっとしながら待つ。
ぼーっ…
ぼけーっ…
ぼけらーっ…
ふと気付くと入院患者の姿は俺だけになっていて、時間は、と。
うお!!15:45。
こりゃおかしいってんで(もっと早く気付けって)、
受付の人に聞く。
「もう入院患者さんの診察は終了していますよ」
呼ばれてねーってばよう。
と言いたいところだが、俺はボーッとしていた訳なんで100%とは言えない。
言ったって別に何も起こらないだろうし。
あーあ、外出許可もらってタバコ(切れた)と、なんか本(多分漫画)買って来ようと思ったのに。
一応診察してもらい16:00。
先生に
「食事(18:00)までに戻りますから、外出していいですか?」
と聞いてみる。
「いいんじゃないかな」との事。
やっふーい。
で、いそいそと部屋に戻りGパンに着替える。
と。
「タナカさんですね。退院指導がありますのでこのまま来て下さい」
あ~れ~。
なになに?俺タバコ買いに行きたいだけなんだけど。
え?俺退院?うぞ?
もうなにがなにやら。
結局、訳もわからずそのまま別フロアに。
「退院後の注意」などという紙切れをもらう。
「えぇ、ここにいらした方々は明日退院の方々ですね」
えぇ!?聞いてないけど…。
ま、先生がそうおっしゃるんならそうなんでしょう。
説明を一応聞くが、なんだか釈然としない。
へぇそっか、俺明日退院だったんだ。
だんだん実感がわいてくる。
ま、それなら明日行きつけの居酒屋に退院即直撃も可能だ。
…ヤメトケー。
終わってから、俺に「来て下さい」と最初に声をかけた人に
「俺、明日退院なんですか?」
と聞く。
「いえ、月曜日ですよ」
は?
「ナースステーションの机の上に紙が置きっ放しだったから。先に退院指導を受けていただきました」
ほへ??
えと、俺なりの推測。
13:30くらいには、俺は診察が終わり部屋に戻る。
看護婦さんが部屋に来て、退院予定日と退院指導の説明と書類を俺に渡す。
16:00に月曜退院と理解した上で退院指導を受ける。
これが本来の流れではなかったか。
あとで聞いてみるとこれで正解のようである。
つまり診察に呼ばれても気付かず、部屋にも戻らなかった俺が悪いって事ね、へいへい!
タバコを買えなかったという事実だけが残る。
しょぼくれ~…。
という訳で夕方バッタバッタしとった訳だが、夕食。
・金目の煮付け
・しめじと油揚げの味噌汁
・きゅうりの漬物
・山芋、人参、さやいんげんの煮物
甘い、魚の煮付けも煮物も。
以上。
…そっか。
病院ではあまし塩分の高い食事は出せないのか。
肛門科だと刺激が強い辛いのとかも駄目だろうし。
苦いのは論外だし。
すっぱい食事ってのも問題ありそうだし。
うーん。
だからって甘くすんな!
とかそういうことが言いてぇ。
閑話休題。
そういや、病院に入って数々の自己最高記録を伸ばしました。
まず最長絶食記録。
1日目の昼から3日目の昼までなので丁度48時間。
もっとも点滴してるから参考にはならんが。
そして血圧。
手術の翌日朝の血圧が、上が105、下が60。
これは俺の血圧の最低記録です。
ノーマルで125の80くらいだからね。
こうやって並べて書いてみるとあまし変わんないけど、ちょっとびっくりした。
俺ってあまし血圧は変わらない人間だから、って普通そうか。
「私って朝は弱いのよねぇ(声:桃井かおり)」
とか言ってみてぇ。
っつか105-60って低血圧って程じゃない?
まる一週間ゲームやってないのも記録かも。
1日3食、きっちり食べたのも記録的だし。
ようはこんなちゃんとした生活が一週間続くこと自体が記録やっちゅー事やね。
とほほ。
外出して本を買ってこようと思っていたが外出できなかった。
よって、夜はすることなし。
点滴さんが通る
7:30起床。
検温と血圧を測る。
朝、なぜかチムコがいきり立って困る。
なにしろ、こっちは紙ふんどしに前空きの病衣のみ。
しかも昨日止める紐をちぎってしまった(これは自分のせい)ので、はだけ易い。
昨日意識を失っている時に、思うさまイジった報復か?
それとも時差勃ちなのか?
8時に回診。
もう
「見て先生!目をそらさないで!!」
「き…君ぃ、そんなことされても困るよ、私は一医師として…」
「先生…、私が嫌いですか!!」状態。
どういう状態だ。
そもそも嘘だ。
…ま、普通に終わる。
チムコはバレずにすんだようだ。
目に入ったとしても無視するしかないだろうが。
午前中一杯点滴。
ちなみに点滴500mlがなくなるのに3時間くらいかかる。
点滴2丁刺しで6時間。
スロットは2個しかないのだ。
消灯から起床までの10時間はもたない。
つまり、点滴刺しっぱなしは出来なさそう。
ま、遭難して消耗しきった人とかは、やるんだろうけどね。
寝返り打ったら大変そうだ。
うわ想像したくねぇ。
夜の間は針と短い管部分だけ腕に残す。
なぜ、針(と短い管)だけ残すのかは不明。
血が管に逆流してきて怖いことこの上ない。
血管に穴を何度もあけるのは問題があるのかね?
ちなみにブドウ糖点滴1本500mlで100Kcal。
1食分1本目安なので1日300Kcal、ダイエット効果は十分だ。
なんか医療豆知識日記になってきたな。
で、点滴終了。
今日の昼から5分粥メニューだ。
で、昼飯が出る。
メニューは
・ニンジンと大根の煮物
・カレイの煮付け
・味噌汁(具は長ネギのみ)
・梅干
・5分粥
ふむ。
カレイは骨が多いので食べるのに難儀する。
でもおとといの昼以来のまともな食べ物にちょっと嬉しい自分がいたりする。
「病人食は劇的に不味い」
という定説から考えるに、俺は大層な食通なのかもしれない。
「ウマイウマイ、ウマスギル~!」
食後の薬も渡される。
明日から入浴が可能だそうで。
食事が通常に戻るそうで。
タバコも吸ってるし。
あまし病人としての自覚は希薄だ。
で、午後は「人質カノン」のオマケで買ってきた「あずまんが大王3」を読む。
オマケの方が高かったがな!!
18:00夕食。
メニュー
・鳥から揚げ(2つ)
・乳麺
・ほうれん草胡麻和え
・浅漬け
・梅干
・5分粥
食事日記かよ、今度は。
食後の薬を飲む。
もう就寝までやることなし。
オウガやって就寝時間まで過ごすかね。
<本日もらった薬>
マーズレンS(胃薬)
ロキソニン(鎮痛消炎剤、服用)
コリマイフォーム(複合抗生物質製剤、外用)
追記:
この中に抗ガン剤が(以下略)