最強の「日米融合経営」


なかなか回復しなかった長期的不況がようやく終わりつつある。ただ、その不況があまりに長過ぎたため、企業規模に限らず、ほとんどの会社が生き残るために今でも必死だ。 

最も苦しんでいるのが古い日本的経営を今でも実行しているところだ。それらの企業は、行っている日本的経営の問題点が良くないことがわかっているが、他にどうすることもできないため、現状を続けている。

かつて、日本企業は経営手法を米国から学んだ。昔と違い、日本企業も経営手法においてかなり進んだため、そっくりそのまま米国式を導入する必要はない。

しかし、もう一度米国から経営を学び、米国企業が復活できた最大のカギとなる「日米融合経営」を習得・導入する必要がある。そうしなければ、21世紀に勝ち組みとして生き残れないというのが、私の予想だ。