「スピード経営」の社内推進



まだ、「スピード経営」に全社的に対処されていない会社は、まず、社長直属の「スピード経営推進委員会」(仮称)でも設置され、社内の組織並びに意識改革から着手されることを推薦したい。

狙いは、社内のありとあらゆるところで、スピーディーな経営と権限・責任の委譲を実行するには具体的にどうするか徹底的に追求することにある。

 社長自ら社内のあらゆるチャンスを利用して、スピード経営の重要性を強調し、会社全体のベクトルを一つにする必要がある。21世紀の社長(CEO)の仕事は、まさにマネジメントよりもリーダーシップであり、その最も大事な仕事の一つは「スピード経営」の推進・実行にある。そうしなければ、次々生まれてくるベンチャー企業に勝ち続けることは不可能となる。

「スピード経営」の最も顕著な実践者は、マイクロソフトのビル・ゲイツだ。自らその経営戦略を著書「思考スピードの経営」(日経ビジネス人文庫)で披露している。私の主張にピンこない経営者はぜひ一読して頂きたい。21世紀の勝ち組となる経営手法のヒントが得られるだろう。