「スピード経営」による成果


 一般に「スピード経営」を実行すると次に紹介するような成果が出る。


(1) 社内の組織が活性化され社員のモチベーションが上がる

(2) 競合他社に勝る競争力がつくため、売上・利益の向上につながる

(3) 顧客のニーズにも早く対応できるため、顧客から高い評価を得られる

(4) 革新的なことを採用するようになり、業界でもリーダー的存在になることから企業イメージがアップする

(5) 社員一人一人の重要度が増し、若手・女性社員にもやる気が出てくる

(6) 社員が勉強するようになり、会社全体の知的レベルがアップする

(7) 決定したことに対する実行・軌道修正も早くなり、結果的に大きな失敗が少なくなる


最近、経営に行き詰まっているとの理由で相談にみえる経営者の会社は、例外なく「スピード経営」ができていない。インターネットなど最新の技術や本格的な株主資本主義到来によって、世の中が大きく変わってきているのはわかっているようだ。しかし、その変化や動きを素早くキャッチし、社内に反映させようとする対応が遅い、鈍感な会社になっているのだ。

21世紀にはそのような会社はまず生き残れない。会社が次のような状況である場合、できるだけ早く「スピード経営」を導入するための抜本的改革が必要だ。


●社内で年功序列が未だに重視されている

●若手・女性社員に活躍の場が少ない

●打ち合わせや会議が多く長い

●打ち合わせや会議で活発・反対意見があまりでない

●各部署内での意思決定に3日以上かかる

●担当者ではなく、担当以外の人が意思決定をしている

●意思決定をしっぱなしで、その後のフィードバックや軌道修正・追加がない

●担当者が短期間(1年以内)に変わる

失敗からノウハウが学べない

●トップからの情報が社内末端まで伝わるのに半日以上かかる