「スピード経営」が勝敗を決める


 経営者間で話していると、「スピード経営」という言葉をよく聞く。多くの経営者の中で、経営手法の一つとの認識があるようだが、ただの一手法ではない。「スピード経営」導入におけるコンサルティング経験から言わせて頂くと、「スピード経営」こそ21世紀に生き残るための絶対条件だ。

 現実問題として、中規模以上の企業の経営者には、そのような意識はほとんどないと言ってよい。少々辛口の言い方になるが、要するに「スピード経営」が会社にとって何を意味するかの理解もされておらず、「スピード経営」が実行されないことによる大きな弊害にも気付いていない場合が多い。

そういった会社に共通していることは、経営者や経営陣が、世の中のスピーディーな動きに対する危機感を持っていない。

 21世紀における企業間競争の勝敗のカギは「スピード」であり、社会の動きを敏感に察知して、その一つひとつに対し経営者が危機感を持って対処できるかどうかに尽きると痛感する。

「スピード経営」のできない企業、つまり、時代の流れをつかみ、社会の要求に即座に対応できない企業は、時間の問題で淘汰され消滅していくことになる。