団結第一



社会で最も大事なルールの一つに「団結第一」があります。団結力のない組織は、もろく、伸びません。逆に団結を重視し、一致団結しながら進む組織は、質・量・サイズ・スピードなどどの尺度においてもレベルアップしていきます。

仏教の考え方に「異体同心」「同体異心」があります。例え国・人種・育った環境・教育・立場・地位など違っていても、同じ心、つまり団結しようとする心があれば、負けそうな戦いにおいて勝てる可能性が高まることを意味します。

逆に、血が繋がっている人達で構成される組織であっても、考えていることがバラバラで、お互い協力・団結する気がなければ、「異心」であり、何事も成就できないことを指します。

私たちのまわりには、このことを象徴する出来事が毎日のように起こっています。高校野球・プロ野球・プロサッカー・バレーボールなどスポーツの世界では顕著です。

そもそも一つの目標に向かって組織のメンバーがお互い助け合い、協力し合うことで、個人では成し遂げられない大きな成果を出すために組織は存在します。ですので、団結を欠いた組織ぐらい組織として意味をなさないものはないでしょう。

その場合、現実論からすると、即刻解散させるか、組織のリーダーやメンバーを入れ替えることも考えなければなりません。


ニ0年以上、日米アジアで組織への支援をさせて頂いた経験から言わせて頂くと、まずリーダーは組織の中心人物を集めて、ブレーン・ストーミングをするべきです。そして、徹底的に組織の理念・方針・ビジョンを皆で決める必要があります。

その際、時間に制限がありますから、万が一参加者全員の合意が得られない場合、リーダーがリーダーの責任と権限において、自身を信じ勇気を持って決めるべきです。そして、それらをもとに、組織のメンバーをどんどんぐいぐいとリードしていくのです。

迷ってはいけません。迷えば、組織のメンバーを混乱させるか、リーダーとしての資質の疑問や人間としての不信感を膨らませるだけです。間違えてもいいのです。世の中、すべてにおいて間違いなく考えできる人は、誰一人いませんから。

組織の団結を促すのは、リーダーの強い確信とメンバーの謙虚さや素直さです。