自然体で生きる
私の知る限りにおいて、成功者には共通点がいくつかあるのですが、その明確な一つに自然体で生きていることが挙げられます。
よく勘違いされますが、自然体で生きるということは、新しいことに挑戦しないということではありません。成功者というのは、新しいことに挑戦するにおいても、自然体なのです。つまり、自然でリスクと取り、無理せず努力できるのです。
ワタミの渡邊美樹社長、全日空の大橋洋治会長、伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長等は、早朝から仕事をする経営者として知られています。彼らはけっして無理して四時や五時の時間帯から起きて働いているのでありません。やるべきことが多く、また効率性・生産性・集中力を高めるために、やっているだけなのです。つまり立場に対する責任感から自然にできているのです。そうするほうが、安心かつ幸せなのです。
自然体で生きることを奨励しますと、勘違いして、以前の私のように、怠慢なので要領よくやることばかり考える人もいるでしょう。
自然体で生きるということは、努力が自然にできるようになることを意味します。楽して生きていたら、成功などあり得ないからです。万が一成功できても、それは一時的で、長続きしません。
周りの人が努力して生きているのに、努力しないでどうやって成功するのでしょうか。成功率が高まるのは、単なる努力ではなく、周りの人が驚くような「圧倒的努力」が自然にできるようになることです。
幻冬舎の見城徹社長は、新入社員時代から圧倒的な努力を自然にやってきた編集者です。ですから、経営者になっても奇跡的な成果を上げ続けてきたのです。
本人からすると「人が寝ている間も努力しているのだから、成功しないわけがない」となるのです。見城氏にとって、その圧倒的な努力は自然なのです。そんな凄い努力を自然にやり続けられるのですから、やっぱり成功しないわけはないですよね!