転職で失敗した人
転職で失敗する人というのは仕事に対する考え方を聞けばすぐにわかります。
確固たるキャリアゴールを持っていないため、転職条件、特に報酬や待遇で振り回される人です。
「隣の芝は青い」ことをついつい考えてしまう人。つまり、今の仕事より、他社での仕事の方が魅力的に感じてしまうのです。こんな人があなただったら要注意です。どんな仕事も長続きしない傾向にあるので。
まず、「今やっている仕事で長期的(1年以上)目標を決め、それを達成するまでは集中して仕事をやり抜き他は見ないぞ!」。そんな姿勢がなければ、魅力的仕事や条件がどんどん出てきて、ついつい振り回されることになるでしょう。
転職で失敗する、もう一つ典型的なタイプの人がいます。会社・組織・職場に不満を持って辞める人です。
このタイプは他力本願型人間で、自分で問題を発見・解決していない人です。前向きに生きていませんので、問題があれば、自ら解決に動くことなく、すぐに会社や組織の評論・批判してしまいます。ですから、段々会社や組織が嫌になって辞めていくのです。
前向きな転職でありませんので必ず失敗します。失敗してはまた次の会社に転職します。
会社を転々としますから、最後には行く先がなくなります。
もっと痛いのは、人間としての信用を落とすため、仕事だけでなく人間としても相手にされなくなります。
転職で失敗する人は、そもそも「仕事は戦い。職場は道場」であることがわかっていません。逆にこれがわかり、そのつもりで仕事に取り掛かれば、成果も出せ成功できるようになるでしょう。
なぜなら、「仕事は戦い。職場は道場」がわかって行動する人は、努力を惜しまなくなり人よりも頑張るからです。私はこんな人を「圧倒的努力をする人」と呼んでいます。