「やったことリスト」の例


私の簡単な「やったことリスト」を例として次に紹介します。


幼稚園時代

体が弱く絶えず医者にかかる

頭が悪過ぎたため、入りたい幼稚園の面接で落とされ入れず

場の空気が読めず、近所の子供達からバカにされる

 小学校時代

九九が学年で最後まで覚えられず、同級生からバカにされる

IQテストを受けて、暗記力が極端に悪いことに気づく

クラスでの勉強を通して、極端に理解力が悪いのに気づく

毎週行われる漢字テストで、クラス最低点を取り続けう

小学校一年生ときから水泳教室に通い始め、三年生からスイミングクラブに競泳選手に

 中学校時代

塾に通って勉強していたにもかかわらず、成績は最悪

勉強全般が苦手だったが、特に国語と英語がクラスで最低

毎日スイミングクラブで猛練習するも、大会では、あまり練習しない選手にいつも負ける

高校受験では7校受けるが、入試問題の山が当たった一校を除き、すべての高校に落ちる

高校時代

毎日競泳の猛練習をするが、相変わらず大会で負け続き

3年間中間・期末試験で赤点を取り続ける。特に国語と英語は、いつも学年でビリ

高校三年生の夏休みに一ヶ月間米国にホームステイに行く

国際経営コンサルタントをしている人から影響を受けて、国際経営コンサルタントを目指し始める

米国大学留学を夢見るが、英語ができないのと成績が悪過ぎるため断念

付属高校でありながら、大学の推薦試験に二度落ち、三度目でようやく入学を許可される

 大学時代

経営学部経営学科入学と同時に一年間休学。半年間工場やコーヒーショップで働き、お金を貯めて米国に遊学。

帰国後、復学。米国経営大学院(ビジネススクール)留学を目指し、猛勉強を開始。

全授業で無遅刻・無欠席・無早退、予習復習をやりきり、A(優)を取りまくる。

卒業に必要な全単位取得を2年間で取得したため、米国経営大学院受験のため卒業を待つことなく渡米。

米国経営大学院7校を受験し、全校不合格。

一年間ホームレス・ジョブレスとしてブラブラして米国で過ごす

憧れの世界最大級の国際会計・経営コンサルティング会社、KPMGピーとマーウィック社ニューヨーク本社に採用される

 最初のサラリーマン時代

KPMGピートマーウィック(KPMG)社に入社後新入社員研修会で終了試験を受け、120人中120番になりいきなりクビ対象に

コンサルティング部に移るためにKPMG社ダラス事務所に入所

ダラス事務所1200人中営業でトップに

入所半年で課長に、一年半で部長に、三年で本部長に昇進

テキサス大学経営大学院に通い始め、修士(MBA)課程終了

同大学院の助手・講師を7年間務める

大手同業他社、プライス・ウォーターハウス(PW)社ダラス事務所からヘッドハントされる

 転職後

PW社ディレクターとして入社後、営業の記録を塗り替える

テキサス大学経営大学院博士課程終了

独立のためPW社のディレクター退任し、顧問に就任

 独立後

ダラス市で国際経営コンサルティング会社、東京コンサルティング・インターナショナル社をアメリカ人パートナーと立ち上げ、代表取締役会長に就任

独立後の5年間で1000億円以上の資金調達、45社の上場を支援

米国大手レストランチェーン「TGIフライデーズ」の顧問に就任し、株式会社ワタミとの合弁会社「TGIフライデーズ・ジャパン」の設立を支援し、取締役に就任

 日本逆進出後

東京に国際経営コンサルティング会社「株式会社日本コンサルティング・インターナショナル」(JCI)を設立後、代表取締役に就任し、ダラスから東京に住居を移す

『あたりまえだけどなかなかできない 仕事のルール』(明日香出版社、21万部発行)を出版後、本格的に執筆活動を始める

年2冊以上から15冊以上の出版へと執筆ペースを速める(目標月4冊以上)

本業の経営コンサルティング事業に追加し、コンテンツ制作(書籍・CD・DVD・インターネット・テレビ番組・映画・イベント用コンテンツ)事業を立ち上げる

平成20年月12月28日現在まで46冊出版


以上ポイントだけですが、自分が今までやってきたことのリストです。細かく書けばまだまだあります。ここでは書き方の紹介ですので、詳細は割愛させて頂きます。

このリストを初めて書いて読んだとき、とても元気と勇気が湧いてきました。

なぜなら、それまでは自分はダメ人間だとずっと思い続けていたのですが、幼少や中学・高校の頃に比べると、随分ましな人間になっているのに気づいたからです。

それで決めたのです。他人と比べるからこそ、自分のバカさやできなさに悩まされる。なので、これからは、過去の自分と現在の自分だけを比較しようと。


 実は書き方は何でもいいのです。たとえば、生まれてから今までという年代順でも、また、勉強、スポーツ、仕事等々の分野別でも。

要は、自分にとって、また会社や組織で大事なこと、ユニークなこと、成功したこと、ミスや失敗したこと、壁にぶつかったこと等々、それらを読めば、赤の他人があなたを正確に知れる最も象徴的なことや特徴的なことであれば。ありふれたことでも、それがあなたという人間を端的に表しているようであれば、逆に書くべきでしょう。