何のために働くのか?
私は人生にとって働くことは最も大切なことの一つだと思っています。なぜなら、平均的には、一日24時間あるうち、1/3の8時間を睡眠に、1/3の8時間をプライベートなことに、そして残った1/3の8時間を働くことに費やしているのですから。
つまり、普通、個人的な差はあれ、食事、睡眠、あとプライベートな時間以外は、ほとんど働いていることになるのです。
そしたら、「働くことの意義がわからない」となると、悲しいことではありませんか? やはりなんと言っても、人間にとって働くことは、楽しくて生きがいにならないと、毎日が辛くなってくると思います。
特に今の仕事が厭であれば、悲劇です。例え嫌いなことでも、将来に繋がることであれば、やりがい生きがいが出てくるはずです。
まず、しなければならないのは、将来どうしたいのか、どうなりたいのか、どんな仕事をしたいのかを考えることです。つまり将来自分がしたい仕事を明確にするのです。
しかし、自分が将来何をしたいのかがわかれば皆さん苦労しないですよね! ほとんどの人が、それがわからないので悩み葛藤しています。だからと言って待っていても、見つかりません。とにかく行動を起さなければ何も始まらないのです。
お薦めしたいのは、とりあえず自分の好きなこと、やりたいことを考え、その分野の仕事を始めてみることです。更にどんどん好きになって気が付いたら、毎日楽しく仕事ができるようになっています。そして、その道のプロになっていることでしょう。
「好きだ!」「やりたい」と思ってやってみても、実際に好きになれないこともあります。それは勘違いだったのでしょう。
その場合、中途半端にやっているために好きになれないことが多いので、とことんやってみたら如何でしょう。徹底的にやってみて、やはり好きになれない、もしくは、やりがいを感じないのであれば、新たに違う、好きになれそうな、また、やってみたい仕事を探して、再度やってみるのです。
また、何が好きなのか、今何をしたいのかがわからない人は、逆転の発想で、何が嫌いなのか、したくないことは何か、を明確にして、それら以外のことをまず始めてみればいいのです。