絶えず人を励ます


「趣味は?」って聞かれると、「人を励ますこと」と答えています。

 でも、よく笑われます。「嘘でしょう?」って。

 本当なのです。だから真面目にその旨を伝えます。

 そしたら、必ず「なんでですか? 人を励ますことが趣味だなんて言う人って初めて聞くんですけど……」

 不思議そうに聞かれます。

「私もそんな人に会ったことありません」と答えます。事実ですから。

 正直に言いますと、人を励ますことは、趣味でもあり仕事でもあるのです。

 なぜなら、人を励ますことで、とてつもなく仕事に対して頑張ることへのエネルギー、つまりやる気を貰っているのです。


 人を励ますことで、なんでやる気を貰えるのかがわかりますか?

 簡単なのです。人を励ましておきながら、もし自分は頑張らないとなると、とても嫌悪感を抱きます。自己嫌悪っていうものです。

 人を励ました場合、自分も頑張らなければならなくなるのです。そうでなければ、嘘をついたことになるのです。

励まされた相手は、励ましてくれたあなたが頑張れなければ、もう人を信用しなくなるかも知れません。

「な~んだ。ただの口先だけか……やっぱり人は信用できないや」と思われてしまうのです。

 ですから、人を励ましたら責任重大です。

 私はこの仕組みを逆手にとっています。自分にやる気を出させ、頑張らせるために、社員を含めどんどん人を励ましています。

そうしたら、もう一歩も引くことなく頑張らなければならないのです。

これを「やる気にさせる法則」と私は勝手に名付けています。この法則を使えば、励まされた方も、励ました方も本当にやる気になれるのです。

 この法則を使うお陰で、私は常時頑張らなければならなくなっています。正確に言うと、そのように自分を追い込んでいるのです。

 そうしないと、私は基本的には怠惰な人間なので、やる気も出せず頑張れないのです。

 これをチャートで説明すると次のようになります。


 絶えず人を励ます

 励ましておきながら、頑張らないと偽善者になるので頑張る

 励ました人が頑張る

 とても嬉しくなる

 励ましたことの自信ができる

 人から尊敬される

 人からの期待に添えるよう頑張る

 周りの人から応援・協力を得る

 成果が出る

 自信がつく

 やる気が出る


 この人を励ますことによる「やる気にさせる法則」は使えば、すごい威力を発揮します。ぜひ試してみて下さい。