メモ魔になる


 意外に気づいていない人が多いのですが、メモをとらないとどんどんやる気がそがれていきます。

 なぜだかわかりますか?

 理由は簡単なのです。

 メモをとらないとミスや失敗が頻繁に起こるからなのです。

 どんなにやる気がある人でも、ミスや失敗が多いと段々やる気がなくなっていきます。

通常思うのは、「これだけミスや失敗を繰り返すなんて、俺ってきっとダメ人間なんだ! だから何やっても上手くいかないに決まっている」ということです。

やる気を出し維持するためには、ミスや失敗を少なくし、成功体験を増やしていくことがポイントです。

そのためには、どんどんメモをとらなければなりません。

メモをしないと、実行することを忘れたり、遅れたりして、ミスや失敗が起こる確率がぐんと高まるからです。

 従って、口癖として言います。

「成功するために、また、やる気を出し続けるために、メモ魔になりましょう!」と。

 メモ魔になれば、大事なことやすぐやらなければならないことも書きます。書いた以上、確実に実行されやすいのです。

 もし書いていなければ、いい加減になったり、忘れて本来やるべきタイミングで正確にできないのです。

 私もバカな頭の記憶に頼り、メモをとらなかったために、大事なことをやり忘れて大失敗を何度も繰り返してきました。

 その苦い経験があることから、今ではメモ帳は肌身離さず持っています。またいつでもどこでも、メモをとる癖がつきました。

 メモをとってきちんと実行した場合、無事完了の印をメモにつけるのですが、その充実感たるはなかなかのものです。「じゃあ、次の課題に取り組むぞ!」という具合にあたらなやる気が出てくるのです。


 メモ帳をいつも持ち歩き、メモをとる癖をつける


 大事なことや忘れてはいけないことをすべてメモする


 定期的にメモを見てやるべき課題の確認する


 メモをした課題をできるだけ速く実行していく


 どんどん課題が処理され成果が出る


 周りから仕事の速い人、正確な人との高い評価を得る


 仕事が楽しくなる


 仕事に対してやる気が出る


 このようにメモをとる癖をつけることで、成果が出て仕事が楽しくなります。そのため、やる気も出てくるのです。

 それで私は社員に「メモ魔になれ!」とことある毎にいい続けています。

 私自身がメモをする癖をつけてから、急に仕事が速くなり、やる気が出てきた経験がありますので。