今からでも外国語を学ぶ
高校3年生の夏休みに、米国で一ヶ月のホームステイをさせてもらいました。その楽しかった思い出を胸に、帰国してから毎朝決意するのです。
「くそー、昨日もできなかったけど、今日こそは毎日英語を30分勉強するぞ!」
しかしそれでまたアッと言う間に一日が過ぎ、結局その日もできないで終わっていました。
そんなことを続けていましたから、毎日決めたことができない自分に腹立たしく、自己嫌悪を感じながら、悩んでいました。そんなある時、突然悟ったのです。
「そうだ! 僕は英語を勉強することを今ノルマとしてしか捉えていない。ホームステイをしていた頃は、楽しく学んでいたから毎日続けられたんだ! だから、英語を楽しく勉強する自分なりの方法を見つけ、無理なく実践しよう!」
そこで英語のできる方々にアドバイスを頂いて考えついたのは、とにかく自分の好きな分野の英語を聴き続けることでした。好きな分野だったり、好きな英語の音楽だったり、映画のシーンだったりしましたから、とても楽しく聞けました。とても好きでしたので飽きないで、何度も何度も聞いているうちに、よく意味がわからなかった言葉や文章も、自然と口から出るようになりました。しかも、シーン毎に体で覚えてしまいましたので、似たようなシーンが出てくると、条件反射のように自然と口から言葉や文章が出てくるのです。
それから、私の英語力は飛躍的に向上していきました。目に見えるくらいどんどん向上するので、更に楽しくなって、もっと勉強しました。そこからは、もういい循環に入っていきました。
気がついたら、英語は一番好きな科目になっていました。
英語の勉強を本格的にするようになってふと気付いたことがあります。
超苦手だった日本語の国語力までもびっくりするほど向上していったのです。特に、論理的思考能力と文章力が、です。
外国語を真剣に勉強していた友人達も同じ経験をしていました。その経験を通じて、外国語を学習すると、日本語の能力も向上することがわかりました。
論理的に考えるとなぜこの現象が起こるのかはよくわかります。
私の場合、英語を本格的に勉強するようになって、正確かつ論理的に内容を伝えようとするコミュニケーション能力がついていったのです。
ですから、日本語の文章の論理的組み立て能力や伝達力まで向上していくのです。