携帯電話はアッと言う間に広がってしまいました。最近は小学生にとどまらず、幼稚園児までもが使いこなしています。
持っていると、絶えず話やメール、またゲームをしたり、インターネットにアクセスしたりしてしまいます。なければないなりにことは済みます。が、あるとついついいじりたくなるようです。
今の時代では、携帯電話の使い方次第で社会人としてのマナーをぶち壊してしまいます。
たとえば、電車やエレベーターの中などの公共の乗り物や場所で、平気で大きな声で話をする。また、大きな着信音を流す。全然悪気がありません。
他人の迷惑をまったく考えられないのです。
仕事上、一番多くあるマナー違反は、会議や面談中に、携帯電話・メールをすることです。それも今まで真剣に話していた相手を目の前にして、携帯電話で大きな声で話したり、いきなり下を向いてメールを打ち始めるのです。
肝に銘じてほしいと思います。そんなことをすると、目の前の相手に対して凄く失礼になることを。
つまり、そんなつもりはなくても、「あなたはこの携帯電話・メール先の相手より、重要ではありません。だから、終わるまで待っていて下さい」と目の前にいる相手に言っているようなものです。
ですから、よほど緊急のことがない限り、会議や面談を始めたら、携帯電話・メールを使ってはいけません。一流の人は、それだけであなたのことをマナーが守れない人、要するに本物の仕事ができない人だと判断することでしょう。
私も、会議や面談中に携帯電話・メールをする人を信用しません。むしろ、それまでどれだけ信用していたとしても、それだけで、その後から信用するのも、お付き合いするのも止めます。
理由は簡単なのです。会議や面談中に携帯電話・メールする人に、本当に誠実な人はいなかったからです。
当初は、携帯電話・メールの使い方ぐらいで、人を判断するのは行き過ぎだと思っていました。
しかし、あるとき気づいたのです。騙したり、迷惑をかけたり、人を利用したりする人は、例外なく携帯電話・メールを利用する上での基本的なマナーが守れない人なのです。
面白いもので、「一時が万事」なのです。
ですので、皆さんも、相手が信用できるちゃんとした人であるかどうかを判断する一つの基準として、携帯電話・メールの使い方、特にいつ、どこで、またどのくらいの時間を使っているのかをよくよく観察してみて下さい。その人の社会人としてのマナーの度合いがわかりますから。結局、仕事ができるとか、成功できると言ったところで、当たり前のことが当たり前にできているかどうかなのです。
それはたとえ相手が、お金、名誉、地位、権力を得ていようと関係ありません。一時的に成功できたように見せても、時間の問題で必ず失脚しますので。