何か人にしてもらった場合、すぐに感謝の意を表していますか?
「明日お会いするから、そのときついでに」なんて思っていたら、急用でお会いできなくなったりするものです。
感謝の効力は何かしてもらった直後が一番あります。なぜなら、相手はあなたの反応を知りたいからです。「喜んでくれたかなあ?」「有り難迷惑になっていないかなあ?」と、何かと気にしているものです。
せっかく時間やお金を使って何かしても、あなたからの反応が遅かったらどうでしょう。相手はどう思いますか?
「きっとあまり気に入ってもらえなかったんだろう」と、ガッカリすることも。
どうも日本人は感謝の意をすぐに表すことが苦手なようです。特に、男性は照れくささも手伝ってか、なかなか素直にすぐに表現できません。後でカッコつけて書面でなんてことも往々にしてあります。
その点、海外の人、特に私が20年近くいた米国では、見事でした。顕著なのは、アメリカ人男性です。もう、大げさなくらい大喜びするのです。
たとえばプレゼントです。
「やったー、これ前々から、ほしかったんだよ! 高かったでしょう~? 今日は人生最高の日になったよ。一生大事に使っていくから! 心から感謝するよ」
なんと具合に叫びながら歓喜を表すのです。早く中を見たいとの思いで興奮気味なため包装紙はビリビリに破かれます。
それもちょっとやり過ぎと言えます。でも、してあげた方としては、嘘でもいいから大喜びしてくれると、嬉しいものです。やってよかったと思えるからです。
感謝の意をすぐに表すことは、相手のためになるだけではありません。それによって、実は自分自身の心にけじめをつける効果があります。
相手にそれだけ思われている自分に気合を入れるのです。
「こんなに思われているんだから、感謝の印としてもっと頑張らなければ、自分!」と。
もし、すぐに感謝の意を表さなかったらどうでしょう?
まず、往々にしてタイミングを外し、結局感謝の気持ちを伝えられないまま終わってしまうこともあります。また、伝えられたとしても、あまりに遅過ぎると、相手も冷めてしまうことでしょう。