心のこもった元気な挨拶ができない人が増えています。きちんとした挨拶ができるのは、最低限のマナーです。
なぜできなくなったのか?
理由は社会現象と見ていいでしょう。つまり、昔は家庭や学校で叩き込んできたのですが、今は家庭でも学校でも教えません。
挨拶ができない人は、きちんとした挨拶ができることと仕事ができることとは、無関係だと思っています。それが大間違いなのです。
四半世紀以上、日米アジアでビジネスをしてきて自信を持って言い切れます。きちんとした挨拶のできない人は、どこにいても仕事もできません。
挨拶ができない人は、単に言葉のやりとりだと思っています。実際には、挨拶は言葉以上のものです。ただ、単に声に出しているだけでは、言葉による表現です。
ここで二つのキーワードがあります。
一つは「心を」こめることです。それで心からお願いするのです。「おはようございます」「失礼します」「こんばんわ」等々。相手に気持ちが伝わるように、です。
細かく指摘しますと、遠くからではなく、相手があなたのことをよく見えるよう目の前まで行き、目を見てお辞儀します。
もう一つは「元気に」やるのです。元気がないと、やる気や感謝の気持ちも伝わりません。また、場合によっては相手に心配されます。
私も社員の元気のない挨拶を見ると、気になります。「どうしたのだろう? 病気かなあ? 何か悩んでいるのだろうか?」という具合に、です。
挨拶は相手を気持ちよくするためにするものですから、心配させては薮蛇です。