甘い言葉には裏がある


「今回だけ特別にあなたに売ります」

「まだ誰も知らない凄いチャンスなんだけど……」

「今だから買えるけど……」

 こんな甘い誘いの言葉を聞いたことはありませんか?

 私は何度もあります。

若かった頃は、「えー! 凄~い! ぜひ参加させて下さい」なんて具合に、すぐにこんな怪しい話に乗っていました。

 こんな話が来た時、ぜひ考えてみて下さい。どうしてあなたにそんないい話が来たのかを。

 そもそもそんないい話であれば、他人のあなたのところに来るはずがありません。身内だけに持っていきます。

何で大したお付き合いもない赤の他人が、あなたである理由もないのに、あなたに得する話を持ってくるのですか? 

もし、あなたが凄く儲かる、また得する情報を得たら、赤の他人に持っていきますか? まず自分だけで、または身内にも、更にお世話になった人のところに感謝の気持ちで、かかわらせるのではないでしょうか。

仕事やビジネスで成果を出したり、成功している人なら、こんな甘い話は頻繁に持ち込まれることでしょう。


 こんな甘い話によく引っかかる典型的なタイプの人がいます。一言でいうと、節操がない人、品格のない人です。つまり、「棚から牡丹餅」や「一攫千金」を狙うタイプの人なのです。

 話をよくよく聞き、常識や論理の観点から確認していけば、明らかに怪しい話であることをすぐに見破れます。しかし、「一攫千金型人間」には、いいところしか見えませんから、問題点や不審な点など、気にならないのです。理解できなくても、得したり儲かればいいのです。

 品格のある人なら誰でも知っています。世の中に、楽をして得する話なんてないことを。「努力」という原因を積むから、「成果」や「成功」という結果が出るのです。

 また、楽をして得たものは、大事にしませんから、すぐになくなります。まさに、宝くじで大金を得た人がアッと言う間に、大金を使ってしまって、元の生活に戻ってしまうことに似ています。

苦労して稼いだお金でなければ、使う判断も甘くなりますから、当たり前のことですよね。

 これから仕事やビジネスで成功を夢見て人は、ぜひ「甘い話には裏がある」ことを肝に銘じて、そんな「他力本願」的な話に一切乗らず、自らの力、つまり「自力本願」で、圧倒的な努力をし続けて頂きたいと思います。

そうすれば、継続的に成果が出続け、本物の成功者となれることでしょう。