ダメな天職、いい天職
天職は、あなたにとって意義深くすばらしい職で、ダメとはいいというものではありません。天職だと思えたら、それこそいいのです。
天職は、天から授けられた、使命を感じる仕事ですから、どんな人のも素晴らしいものなのです。なぜなら天職は、スケールの差こそあれ、世のため人のためになる仕事なのです。
私は本書を通して、一番訴えたかったのは、より多くの人に天職を持ってもらうことです。
天職を持つと、人生が変わります。拓けてくるのです。何事も乗り越えていこうという気になります。
しかし、天職だと強く自覚し、その道で徹底して努力しなければ、返って重荷になります。
ですから、天職を見つけ持つことは、凄いことなのです。凄い分、頑張れば成果も精神的に大きいのです。
私も天職である「国際経営コンサルタント」業を見つけ、やり始めてから、人生変わりました。それこそ、最初はダメな天職だったのかも知れません。
と言うのは、天職と薄々わかっていながら、全力でやらなかったのです。向いていて、やりがい生きがいを感じていたにも関わらす、仕事が難し過ぎてか、ついていけなかったのです。
でも、立場的に、私にしかできない意義深いことをさせて貰っていました。とても、有難い環境でもあったのです。
特に頑張り始めたのは、とても困っていたクライアントを助けたことから、そのクライアントから大変喜ばれ、心から感謝されてからです。とても大げさに言われました。
「あなたは私と当社を救った命の恩人です! 一生顧問をして下さい!」
残念ながら、その方はもう亡くなられました。その名も、ロバート・デッドマンと言い、世界最大級のゴルフ場やリゾートクラブ運営会社の創業者で、米国を代表する大富豪でした。亡くなられる前までに、大学、病院、美術館、博物館などに1000億円以上寄付しました。
私は、デッドマン氏に言われました。
「コンサルタント業は、あなたにとって天職ですね!」
「何でですか? どうしてわかるのですか?」
「だって、あなたはいつも人助けすることばかり考えているじゃない。コンサルタント業というのは、別名「人助け業」ですから…」