人間関係が苦手?
人間関係を上手くやっていく能力は、人生を生きていく上で最も大事な能力であり、成功のカギになると思います。ちなみに、その能力を、「人間関係マネジメント力」と私は呼んでいます。
その人間関係マネジメント力をつけることも就職の目的の一つです。つまり、就職すれば、好むと好まざるとにかかわらず、人間関係で苦労します。それに挑戦し上手く管理しようとするところに、人間としての成長があり、器も大きくなっていくのです。
でも、どうしても他人と関わるのが苦手な人は、完全に閉ざすのではなく、深く関わらなくてもいいですので、周りの人が話しかけてきたら、まず聞くようにしましょう!
他人と関わるのが苦手な最大の理由は、話し合ったり、やりとりするのが面倒くさいからです。
であれば、聞き役に徹するのです。人は自分の話を真剣に聞いてくれる人には、親近感を覚え、仲間意識を持ちます。確かに他人と関わることは、あなたにとって嫌かも知れません。
しかし、この世に人間として生まれてきた以上、いつかは他人としっかり関わらなければならない時がきます。あなたはそれまで逃げ続けるのでしょうか?
私も初めて就職した時、人と関わるのが大の苦手でした。頭の回転が遅かったので、何か言われてもすぐに理解できず、相手にバカにされるか、「しっかりしろ! 起きてるのか!」と怒られるのです。それが恐怖でした。ですから、どんどん人と関わらないようにして言ったのです。
しかし、それは悪循環でしかありませんでした。どんどん自分自身を他人から孤立させていき、仕事面でも上手くコミュニケーションがとれず、失敗ばかり起こしました。困った挙句、遂に尊敬する先輩に相談しました。そうしたら、彼は懐かしそうに言いました。
「俺も就職したてだった頃、とにかく他人と関わるのが嫌で嫌でしょうがなかったよ。話す時はいつも元気がなく、自信がないので、声は小さく震えていたよ。それを見てまわりの人達が笑ったりバカにしたりしてさ。だから私は更に萎縮した。でもね、ある時、いい方法を見つけたんだ。みんなの言うことを真剣に聞き、わからないことはどんどん質問していったんだ。そしたら、段々他人とのコミュニケーションがスムーズになり、自然と自信もついていったんだ。だから、まず話を聞いて、質問することだなあ……」
そうです! とにかく他人の話を真剣に聞き、わからないことはどんどん質問すればいいのです!
他人と関わることが苦手でも、自分のために、わからないことの質問ぐらいできるはずです。
私も、その先輩のアドバイスを基に実践してみました。慣れないためか、最初はぎこちなくて余計緊張し疲れてしまいました。
しかし、何度か場数を踏んでいるうちに、自然にできるようになりました。そのうち、他人と関わるのが大好きになったのです!