受験の問題



 受験は誰でも通らなければならない問題です。高校受験、大学受験。人によっては、小学受験、中学受験も。また、各種資格試験の受験。

 合格しなければ、前に進めません。よって、受験勉強に必死です。


 私は受験という受験で失敗してきました。高校受験、大学受験、大学院受験。

また、米国公認会計士(CPA)試験の受験に始まって様々な資格試験に落ちまくってきました。

 私なりに一生懸命準備して臨むのですが、元来勉強が超苦手な上、記憶力と理解力の悪さも手伝って、学んだ事を見事に忘れるか、誤解してしまっているのです。


 最初は受験するからには、受からなければまったく意味がないと思っていました。ですから、失敗すると暫く落ち込み誰とも会いたくなくなるし、話したくなくなるのです。

 4年間万全の準備をして臨んだ米国経営大学院(ビジネススクール)の受験でも、受けた学校7校すべて落ちてしまいました。

私より勉強・準備していなかった友人達は皆合格していました。涙も出ないくらい悲しいとはこのこと。一週間どこも行かずに布団をかぶって寝込んでいました。

当時は受験では合格することがすべてであり、不合格は人生の終わりを意味していました。本当に考えが浅はかで未熟でした。


 受験する場合、合格を目標にする前に、「何のためにその試験を受けるのか」という根本的目的を明確にすべきです。

単に合格が目的と考えている人がいますが、それは大きな間違いです。


 受験の目的は、受験勉強や準備を通して鍛えられ人間性を磨くことです。受験で培った経験や知識を、将来世のため人のために役立てていくのです。

 ですので、受験の目標は合格ではなく、合格を目指すことでの努力で得られる人間的な成長です。

 そう考えると、とても納得できます。

なぜなら、私は受験準備とその失敗を通して、貴重なことが学べたからです。挫折を経験し、乗り越えるために大きく成長させて頂きました。

 その経験から、受験では大いに悩み葛藤した方がいいと考えます。その方が、受験に失敗したとしても、乗り越えたとき、人間的に大きく伸びるからです。