断わらなければならない時は、まずお誘いに感謝し丁寧に断わろう



「みんなー、仕事もボチボチ切り上げて、今夜はこれから飲みにでも行こうか?」

「課長、僕今日行けません……」

「なんで? 何か用でもあるのか?」

「ちょっと……」

「せっかく皆もいるし、ちょっとぐらいならいいだろう?」

「既に予定がありますので……」

 こんな会話を職場で聞きませんか? 

近頃若手社員はあまり上司や先輩と夜食事や飲みに行きたがりません。仕事は就業時間内でやることで、就業時間外はプライベートな時間なので習い事に行ったり、デートしたり、趣味や仕事でのストレス発散のために時間を使いたがります。


 確かに明日への活力を見出すために、就業外時間となるアフターファイブは、個人的なことに時間を使いたい気持ちはよく分ります。基本的にはそうすべきでしょう。

ただし、就業時間では忙しくてなかなか質問できないことや本音で語れないことが多々あります。ですので、食べながらまた飲みながらお互いリラックスした状態で、本音で語る場を努力して作る人とそうでない人とでは、人生や仕事においても大きく差がつくことでしょう。

また、そのような場を設けてくれることにまず、感謝しましょう!

正にその小さな気配りが勝ち組みと負け組みを分ける岐路になります。


真剣に仕事に取り組めば取り組むほど、人間関係を大切にしようとします。本音で語る時間を作ろうとします。

一昔前までは、「ノニミュニケーション」という言葉が流行りました。仕事を終え先輩や上司とお酒を飲みながら、本音で質問・相談・議論し、お互い分かり合う努力をしました。

いい意味での競争関係は人間を成長させますが、本音で分かり合える人間関係を構築する努力なしでは、お互い疑心暗鬼で成果も望めないでしょう。