人格を磨こう
最近就職活動を目の前にしたある学生さんから聞かれました。
「会社などの組織の中で生きて行く中で最も大事なことはなんでしょう?」
「対人関係を上手くやることです。相手のことを思いやる気配りです。つまり、組織の中で苦労し揉まれながら人格を磨いていくことです」
「なんで人格を磨くことが最も大事なのでしょうか?」
「組織は人間の集まりです。従って一番またいつも問題になるのは、人間関係です。組織の中で一番辛いことや大変なことは、メンバー間の揉め事です。人間関係を克服していくためには、自分が人格を磨いていくしかないからです」
また、最も強く凄い組織とはどんな組織でしょう? 私は四半世紀の間、日米アジアで何度もそんな組織を見てきました。本当にビックリするぐらい素晴らしい組織です。
強い組織、凄い組織、つまりどんなことがあっても崩れない組織とは、人格者がリーダーとなり、引っ張っていく組織です。人格者が組織のリーダーになると、メンバーは命懸けでついていきます。命懸けでリーダーを守ります。そうなると一種の宗教的組織のようになるわけですが、実は完成された組織は、信じてやまない宗教的なものになることを私は何度も海外で見てきました。
つまり、組織そのもの、リーダー、組織の目的・目標、組織における自分の使命・役割など、組織を構成する大事な要素を一00%信じて邁進しているのです。
組織の団結を図り伸ばすためには、リーダーにカリスマ性が必要だとよく言われます。ただ、ヒットラーやムッソリーニのような単なるカリスマ性では、一時的に常識では考えられないほど人気を得ても、それは所詮虚像ですので長続きしません。
ところが、人格者がリーダーをすると、「類は友を呼ぶ」で次の人格者をその人の下に呼び、どんどん人格者が増えていきます。組織に人格者が増えれば増えるほど、組織内の人間関係は活性化し強くなります。