わからないことはすぐに聞く

 午前中に上司や先輩から急に仕事を頼まれることは、よくあります。私が新人だった頃は、しょっちゅうでした。

指示されたことをボーっと聞いていて、理解せずにすぐに了承すると後でとんでもないことになりました。

とにかく新人ですから、仕事の知識がなさ過ぎて言葉だけ聞いていても、できるかどうかわかりません。

それで、多少細かいことがわからなくても、「後で実際にやる時に調べるか、再度聞けばいいだろう」くらいのつもりで、簡単に引き受けてしまうのです。

実はわからないことや細かいことを聞けなかった理由があるのです。

自分があまりにも知識がなくてバカだと思われるのが恥ずかしかったのです。また、言っていることがわからな過ぎたため、聞くと相手に物凄く時間をとらせてしまいそうで、恐ろしかったのです。

その場は、上司や先輩から、素直なやつということで喜ばれるのです。

ところが、いざその頼まれたことをやろうとすると、仕方が全然わからないのです。何がなんだか、です。それで真っ青になって聞こうとすると、もうその上司や先輩は事務所にはいないのです! 客先に行ってたり、出張してたり、長時間の会議に参加してたりで、とても連絡がつく状況ではないのです!

 仕事での頼まれ事は、通常午前中にされます。

頼む側が、午後から出かけたり、連絡がつかなくなるからです。頼まれた瞬間わかればいいのですが、ほとんどのケースではわかりません。

 従って、相手が出かける前の午前中のうちに、わかるまで徹底的に聞き、きちっと依頼事項とやり方を把握しておくことです。

バカとか飲み込みが遅いとか思われてもいいので、確実にその依頼事項を実行できるレベルまで、徹底して聞きまくり、後で聞かなくてもいいようにしておくのです。

 実はその姿勢こそが、正しく速くやるという一流の行動力を生むのです。