行動計画を立てる


 限られた時間の中で行動する上で、優先順位をつけるのと同等に大事なことがあります。それは、行動することでの計画、つまり「行動計画」を立てることです。

 行動計画は、簡単に言ってしまえば、誰がいつまでに何をするのか、またその結果を持ってどうするのかを事前に決めておくことです。

 行動計画を立てることで、一つひとつの行動が、費用対効果、時間対効果、生産性や効率から判断して、本当に意味があるものなのかを、事前にチェックすることができます。

 また、優先順位を決める観点からも、とても有効な作業になります。

 行動計画を立てるとき、必ず具体的な数値目標を明記します。例えば営業であれば、訪問企業数とかです。ところが、それだけでは不十分で、もっと大事なことがあります。それは、必ず期限を設定することです。

 訪問企業数を決めても、期限がなければ、ついついのんびりやってしまうものです。期限があれば、「今日中に達成しなければならない!」と、緊張感が出てきて、行動に勢いが出てきます。

 更に行動計画を立てる上での目標設定時に、力をつける意味でぜひやるべきことがあります。それは、背伸びしないとできないくらい少し高めに目標を設定することです。

 人間は、簡単に達成できる目標を持つと、危機感がなくなるため、手を抜きます。逆に、頑張っても達成できるかわからない目標であった場合、気合いを入れてかなり戦略的に行動するようになります。

その緊張感や戦略的な行動によって、人間を成長させ実力をつけさせます。

 私の場合、毎月1冊の本を書くのは、少し背伸び程度でできるのですが、毎週1冊となるとかなり無理することになり、戦略的に行動しないとできません。それでも、あえて軟弱な自分に挑戦したく、とりあえず行動計画として立てたのです。

 できるかどうかは別にして、今の実力以上のかなり高い目標に挑戦するという行動力が大切で、そうしないより、ぐんと力はついていくと確信しています。