メンターを持つ



 人間が最も頑張れる方法の一つは、メンターを持つことです。なぜなら、メンターは最も明確で具体的な目標になりますので、頑張りやすいのです。

 歴史的にもメンターを持っていた人とそうでない人の成果の差は歴然としています。やはり単なる数字などの目標と、実在する人間の目標では、努力する際に、力の入れ具合が違ってくるのでしょう。


 私自身にも様々なメンターがいます。その中で最も目標としやすいのは、人生のメンターです。特に、彼は今まで1000冊以上の本を書き、世界中で講演もしています。同じ人間と思えないくらい努力されています。

 そのことを思うと、多少本業の経営コンサルティングで忙しいとか、月1冊の本を書くとか、毎週講演をするとかで、大変とは全然思えません。

 メンターは能力や才能は私と比較にならないほどあるのに、私の何倍も努力されているのです。彼のことを思うと俄然頑張る気力が出てきます。

 おそらく、私はそのメンターと出会っていなかったら、今レベルの努力さえできていなかったでしょう。高いですが、明確で具体的な目標が設定できなかったはずですので、今ほど頑張りようがないのです。

 そういう意味では、メンターとの出会いに感謝しています。


 メンターができると、メンターがやっていきた以上の行動がとれるよう、挑戦し始めます。成功された方、偉業を成された方には、本人は気付いていないかも知れませんが、必ず周りにメンター的な存在の人がいます。それでメンター目指して、どんどん行動し始めるのです。それも、最低限メンターがやってきたことを。

 メンターの何が凄いかと言いますと、大抵物凄い行動力を持っているのです。それで、成果、また成功するには、皆が驚くような行動力が必要であることを悟ります。逆に、メンターのように徹底的に行動していれば、成果も読めるのです。