時間がない
「時間がないからできませんでした」と平気で言い訳をする人がいます。
実はそんなことを言う人に限って、それほど忙しくないのです。
ただ、はたから見て忙しくないのがわかるのに、本人は忙しいと思い込んでいるので、とても忙しくしています。本当にたちが悪いですね。もっとわかりやすく言いますと、他人に比べ、やることが遅く要領が悪いのです。つまり、生産性や効率が悪いのです。
成果を出せる人ほど、忙しいのです。でも、本人は忙しいとは思っていません。なぜなら、やらなければならないことが出てきても、どんどんすぐにやってしまうからです。
忙しいと思う人は、やらなければならないことをすぐにこなせないので、段々やらなければならないことが溜まっていくため、精神的プレッシャーから、忙しいと思い込んでいきます。
米国で大手国際会計・経営コンサルティング会社に勤めていた際、アメリカ人上司、ビル・ヒビットさんの仕事の質と生産性の高さ、更にあらゆることを処理するスピードの速さに、毎日驚きを隠せませんでした。同じ人間とは思えないほどでした。
仕事だけではありません。会社で重職に地位にありながら、夜大学院に通い続け、遂にはMBA(経営管理学修士号)、CPA(公認会計士)、弁護士、法学博士をたった5年間に取得してしまいました!
そんな上司ですが、「忙しい」とか「時間がない」とか言ったことを一度も聞いたことがありません。いつも、ニコニコしながら、何でもさっさとこなしてしまうのです。
ずっとヒビットさんの仕事ぶりを観察・分析していて、行動面において、私と決定的に違うところに気付きました。
それは、やらなければならないことや頼まれたことが出てきたら、その場ですぐにやろうとするのです。それでもし、自分ではすぐにできないとわかれば、秘書なり部下にあとは頼むのです。そうすることで、取りこぼし、やり残しがなくなるのです。
その方法を徹底的に真似したお陰で、彼ほどではないですが、私もすぐにやるという行動力はついたようです。