考え込む
何か新しいことをするとき、すぐに考え込んでしまう人がいます。考えること自体はいいことです。人間は考える動物であり、考えることは人間だけの特権ですから。
しかし、行動しようとするのに、上手く行かないことの理由を延々と考えてしまうのです。どんな行動でも、上手くいかない理由を考え始めたら、多く出てきます。行動するというのは、将来のことですから、やってみなければ誰にもわかりません。
できない理由をたくさん考えてしまうために、結局何の行動にも移せなくなる人は、頭がいい人に多いのです。私のように頭が悪く単純ですと、できない理由を考え出すことが、苦手ですので、考えろと言われても、それほど出てこないのです。
ですから、「いくら考えても大して出てこないのだから、まず行動してみるか!」となって、とりあえず行動し始めます。
その結果、現実は厳しいですので、なかなか上手くいきません。ミスと失敗の連続となります。でも、いいのです。ミスや失敗をする前提で最初から行動していますので。
ミスや失敗することも、成功へのプロセスとして覚悟して行動していくのです。従って、ミスや失敗に気がついたら、すぐに軌道修正をします。「どうやったら、同じミスや失敗が避けられるのだろう」と、次の行動から注意・工夫し始めます。
それだけでも、考え込んで行動に移せないでいるよりは、よほど進歩できます。ミスや心配から、大切な学習をさせてもらっていのですから。
やる前から、やってみてできない理由を考え抜いて山ほど出したところで、何の意味があるのでしょうか? 戦意を喪失するだけです。
私の人生を振り返ったとき、行動する前にできない理由を考え抜いていたら、何もしていなかったことでしょう。なせなら、アメリカの経営大学院修士・博士課程を修了させること、大手国際会計・経営コンサルティング会社で修行をすること、アメリカで国際経営コンサルタントとして独立すること等々。もし、考え込んでいたら、何一つできなかったことでしょう。あまりの可能性低さに、挑戦する気にならなくなっていたのでは。
あまり将来のことを考え過ぎず、バカになってひたすら行動したから、またできなくても何度も何度も挑戦し続けてきたから、結果的にはすべてできたのです。