人脈活用ルール
人間社会で最も威力を発揮することの一つは人脈だと思います。
できる人や成功した人は、実にすごい人脈を持っています。彼らは人脈作りの天才なのです。
社会で成功することの秘訣の一つが人脈であることに気づいた私は、その日から、人脈作りに専念しました。20年前のことです。当時在米中だった私は、米国で活躍する実力者と親しくなれるように動き始めたのです。
いちばん力を入れたのは実力者や著名人が主催する、もしくはスピーカーとして来られるセミナー、講演会、交流会、パーティーに参加することでした。
もちろん参加しただけでは人脈はできませんから、主催者は当然のこと、実力者や著名人とは、自分のことを覚えてもらえるくらい、じっくり話をしました。
青二才の日本人青年ということで、若干緊張もしたのですが、勇気を出して声をかけると、意外にも気さくにいろいろなことを長時間語ってくれました。
その甲斐あって、10年間で政治家や大富豪、大経営者・起業家、有名アーティスト等々、かなりの人脈を米国でつくりあげることができました。
その後、帰国しましたが、彼らとは今でも交流を続けています。
人と接するのが苦手という人が、特に若い人には多いようです。実は私の昔はそうでした。でも、人と接するのが得意な人と親しくしてもらい、彼に人が集まるところに連れて行ってもらい、色々な人といっしょに会ってもらうようにしました。
彼はしゃべるのが好きでしたので、ただとなりに立って笑っていればよかったので、とても楽でした。よく笑うようにしていたので、初めて会う人にもすぐに気に入られて、どんどん話しかけてもらえました。そうこうしているうちに、自然と人と接することができるようになったのです。要するに場数を踏んだということです。
また、パーティーや交流会等に参加する以外に人脈を作る方法があります。それは、会いたい人に素敵なプレゼントと丁寧な手紙を送ることです。通常送った後に、どこかであいさつする機会を設けてもらえるよう、お願いするのです。相手もプレゼントや心のこもった手紙を受け取れば、少しなら会ってみてもいいと思うことでしょう。
その際、誰か知っている人から紹介してもらえたら、なお会える可能性が高くなるでしょう。
私はこの方法で、世界を動かすような海外の政治家、事業家、指導者に会いまくってきました。相手が誠実な人であれば、結構会ってくれるもので、それがきっかけとなって、交流が始まったりします。
もう一つ、私が使う人脈を広げる方法は、著名人や有力者にセミナーの講師や交流会のゲストスピーカーをお願いするのです。面白いもので、彼らは頼めばスケジュールさえ許せば、意外に受けてくれるものです。特に、恵まれない人達のためのイベントであれば、成功者である人達は、同情して無料で手伝ってくれるものです。
ただ、心しておいて頂きたいのは、人脈はただ作り、広げればいいというものではありません。そういう人はそもそも相手を利用しようとして近づいていきますから、一~二回は上手くいったとしても、長続きしません。
人脈を維持するコツは、相手を利用することではなく、むしろその逆で、どうしたら相手に役立つことができるか、絶えず考え、またことあるごとに、できる範囲でお手伝いしたい旨を相手に伝えるのです。そうすれば、相手はあなたが相手を利用しようとして付き合いたがっているのではないことを知りますし、あなたのその気配りに感謝・評価し、相手の方からあなたにと付き合いたがることでしょう。
私はそれを長年実践してきました。だからこそ、本物の人脈ができたものと思っています。
すごい人というのは、仕事や勉強においても、かなりの経験・知識・ノウハウを持っています。ところが、彼らが成功した本当のノウハウは、あまり公表されていません。やはり、実物と交流して実際に教えてもらえるようになると大変勉強になります。
そして、教えてももらったことを実践すると、成功者のノウハウですから、それなりの成果も出るものです。