できる人マネマネルール
最も効果的な勉強方法の一つは、できる人の行動を徹底的に分析し、マネすることです。
私はこのことを「できる人マネマネ術」と呼んでいます。マネマネと二度「マネ」を繰り返すのは、徹底的にやるという意味です。
「できる人マネマネ術」の実行の仕方はいたってシンプル。まず、周りにいる人で、できる人を探します。その際、一人に限る必要はありません。あなたができる思う人であれば何人でもOKです。
実際私は、米国にいた頃、通っていた経営大学院(ビジネススクール)や働いていた職場で複数のできる人を見つけ、親しくなってもらいました。そして、一緒にいながら、彼らのいいところをこと細かく把握・分析し、真似できると判断したところは徹底的に真似していったのです。
真似するターゲットにした人でいちばん多かったのは、上司や先生でした。やはり、ある程度の地位にいる人、自分より立場が上の人は、そこまで行き着くまでに仕事や勉強でそれなりに独特のノウハウを確立し実践してきています。それを学ぶのです。
実は彼等も、できる人から教わったことを真似しています。真似しながら自分にあった方法を自分のものにし、独特のノウハウを確立しています。
「先人に学ぶ」という発想は、時を越えてどこでも通用するユニバーサルなルール。先人が失敗してきたことは、事前に学び同じような失敗を犯さない。また、先人が失敗から学び培ってきたノウハウは、遠慮なく拝借すべきです。
職場において、私は上司から多くのことを学びました。その中で最も学び実践してきたことは、絶えず他人に対して気配りをすることと、まずやってみるということでした。
気配りができる人は、間違いなく出世し、リーダーになっています。気配りができるということは、仕事ができる証拠でもあることも学びました。
気配りができるようになるためには、いつも細かいことに気をつけると同時に、全体を見ていなければなりません。したがって、余裕を持ちながら、頭をフル回転させてないと行き届いた気配りはできないのです。
まずやってみる。これは、意外となかなかできないことです。それだけに大切な教えだと思います。
理論家・評論家が多かった職場で、バカになってやってみることの意義深さを上司の行動で学ぶことができました。
このようにリーダーになるためにとても大切なことを、上司から身をもって教えていただけたことに、今でも感謝しています。