試験ぶら下げルール
私は基本的には怠惰な人間ですので、なかなかコンスタントに勉強ができないのです。ですので、小学校、中学校、高校では本当にその怠け癖に本当に泣かされました。
宿題が出ても、やったためしがなく、中間・期末試験などは、まったく勉強しないで受けていたので、案の定、ペケをとり続けていました。
それで、どうしたらそんな怠惰な自分が、夢である「国際経営コンサルタント」を目指して勉強し、独立できるようになるのかを、ない知恵を絞って考え出したのが、この「試験ぶら下げ術」だったのです。
読んで字の通り、勉強させるために、自分の将来のキャリアアップにつながる試験を選んで、次々受けまくりました。
渡米する前は、英語検定試験(4級~1級)、TOEFL(英語圏の大学・大学院入学のための外国人用英語テスト)、GMAT(経営大学院入学のためのテスト)、簿記試験(4級~1級)。自慢にもなりませんが、どれも一発で合格点をとったことはありませんでした。
少なくて3回、多いと10回以上も受けました。何度も受けている試験は、試験官より詳しく形式・方法を知っていたので、たまに試験官が試験の進め方を間違えると、注意していたほどです。お陰で試験は落ちまくりましたが。
渡米後は、CPA(米国公認会計士)、CMA(米国公認管理会計士)、CIA(米国公認内部監査人)、CISA(米国公認情報システム監査人)、経営大学院修士課程、経営大学院博士課程等々に関する試験という試験を受けまくりました。
米国での試験も数え切れない程何十回も受けました。友人から「君の趣味は学校へ行くことと試験を受けることか?」とよく聞かれました。
私の記憶では、渡米して10年間ほど、毎週試験を受けていたと思います。
とにかく私は、何かノルマを与えないとダメなのです。皆さんの想像を絶するほど、「超」怠惰な人間なものですから、すぐ一日をゴロゴロしながらボーっと過ごしてしまいます。