仕事をし始めて三週間目、三カ月目、三年目に近づくと、多くの人は辞めたくなるようだ。これは、ある種の慣れと、落ちこむサイクルのようなものが働くからなのだそうだ。所謂「倦怠期」である。
その間に本当にやりたいことや働きたい仕事を見つけ、その道に進むのであれば、それも人生だ。祝福されることかもしれない。
しかし、問題なのは、単なる「飽きた」とか、「他の仕事のほうが向いていそうだ」という理由で、簡単に辞めてしまうことだ。それでは単に自分に負けただけだ。
しっかりした理由もなく仕事を辞めるのは、悪い原因を積むことになる。よく「一度あることは二度あり、二度あることは三度ある」と言われる。まったく同じことだ。
要するに、他の会社や組織を見て「隣の芝生は青い」、つまり自分が手に入れたものより、他のほうが外から見て良く見えるということである。
どんな理由があろうとも、今の仕事を辞める前に、今の仕事に全力で取り組み、しっかり成果を出すことだ。そうでなければ、次の仕事もまったく同じように、中途半端でつまらなくなり、また違う仕事を探したくなるだろう。
結局、仕事が面白いか、やりがいがあるかは、自分次第だ。もっと言うと、自分の心の持ちようだ。
なんでも挑戦し、ものにしていこうとすれば、どんなことでも楽しめ、またそれを通じて成長できる。コピー取り、掃除などのどんな雑用でも、取り組み方次第で、いろいろなことを学べるし、人間として社会人として、またプロフェッショナルとして大きく成長できる。
だから、毎日全力をあげて徹底して今の仕事に取り組もう! それによって、自分の限界もわかり、どうしたらその限界を打ち破れるかを考えるようになる。
辞めるのは簡単だ。しかし、負け組になる癖がつく前に、勝ち組になる癖、つまり、今の仕事を通して弱い自分にどんどん挑戦していこう! そうすれば、自分の人間としての力がついていくのを実感できるだろう。