経験から言わせていただくと、短期間で人脈を拡大するために有効な方法は、講演会や異業種交流会に参加しまくること。中でも著名人や実力者主催のものがお勧めだ。なぜなら、質の高い参加者が集まることが多いためである。
私はそうした催しに参加する際、主催者や講演者である著名人や実力者に積極的に話しかけ、まず私のことを覚えてもらうようにする。それも、相手が興味を持ちそうな話題に触れ、できるだけ強烈な印象を与える。それによって相手の懐に入りこみ、どんどん親しくなっていけるのだ。
そして、その方から、その場にいる親しい著名人や有力者を紹介してもらうようにする。後日、機会を作ってそうした方々に再度ゆっくり会っていけば、さらに親しくなれ、人脈として定着する。
ただ、人脈作りで気をつけていただきたいことがある。
それは、相手を利用しようとして接近しないことだ。そんなスタンスでは本物の人脈は絶対にできない。
相手が大物であればあるほど、多くの人が利用しようとして近づいて来る。だから、下心を持って会っていたらすぐに察知され、付き合いを拒絶されることは、間違いない。
私の人脈拡大の目的は、そのまったく逆。すなわち、相手を利用するために親しくしてもらうのではなく、相手をお手伝いするために、お付き合いさせていただくのだ。したがって、人脈が広がれば広がるほど大変なことになる。お手伝いする人がどんどん増えるからだ。
私はこのことを「ギブ&ギブ&ギブ」と言っている。一方的に、与え続けるからなのだが。要するに「ギブ&テイク」ではない。
これによって、世のため人のためになること、一人でも多くの人のお手伝いをすることの大切さを説いている。
本物の人脈というのは、相手のために何かをしてあげようと思う気持ちになれたとき、初めて広がっていく。それも一人ひとりとのつながりは、とても深いものとなる。