一つの会議に遅れてくる人は、どの会議にも遅れてくる。気がゆるんでいる証拠であるから。

 そこには「多少遅れても大目に見てくれるだろう」との甘えがある。しかし周囲の人は、そんな甘えを許さない。評価はガタ落ちとなるだろう。

 とにかく若手であれば、絶対に上司や先輩より遅れてはいけない。むしろ、かなり早めに行って上司や先輩をお迎えするのが当たり前だ。


 また、会議中たまたま誰かがあなたに書類を手渡しすることもあるかもしれない。

 この場合、場の雰囲気が読めない人、気配りのできない人は、自分が見るように渡されたものと勘違いし、上司や先輩に回すどころか、彼らを差し置いて、自分のものとしてそのまま内容を読み始めることがある。

 これはとんでもないことだ! もし、相手がその資料を使って説明を始めたら、上司や先輩はお手上げになる。

 とにかく相手が書類や資料を渡してきたら、たとえ自分が受け取ったとしても、すぐに上司や先輩に渡すこと。その会議での意思決定権を自分が持っていなければ、最初に見る必要性はまったくない。

 最初に見たい気持ちがあっても、そのような勝手な行動は慎むべきである。


 それから、一つの議題に参加者全員が集中して議論しているときに、流れを読まず、頭を働かせないで、混ぜっ返すような発言や質問をする人がいる。本人は大真面目なのだが、きちんと話の流れや趣旨を理解していないのだ。

 要するに、皆で同じ議題を考え、話しているはずが、その人だけは同じ時間を共有していないということである。

 そのお陰で会議が混乱したり、脱線してしまうことが往々にしてある。それは、参加者の時間を奪い、やる気を欠いてしまうので大罪なのである。

 話の流れについていけなくなりそうなときは、無理して議論に加わらなくてもいい。また理解できなくて質問をしたくても、しっかり場の雰囲気を読んで、会議が終わった後に個別に話すようにすることである。