働き始めると配属が決まる。そして、定期的に異動もある。せっかく慣れたのに、また新たな挑戦をしなければならなくなることなど当たり前だ。
特に銀行・商社などではとにかく異動が多い。そのたびに心を入れ替え、エンジンをかけ直す。それができない人は、異動になるたびに周りから置いていかれるだろう。
要は環境がどんなに変わろうとも、どれだけ自らの高いモチベーションを維持できるかである。
ぜひお勧めしたいのは、人生においても仕事においても、固定や安定を排し、絶えず変化を求めることだ。つまり進化・改革し続けること。
実は新しい職場への配属や異動は、進化・成長するためのきっかけを作ってくれるので、ありがたいことなのだ。
もっと言うと、新しい配属や異動によって大きく変わるものがポイントとなるのである。
それはなんだろうか?
仕事の環境以上に違ってくることが「人間関係」なのだ。ほとんどの場合、異動するとまったく新しい人たちと仕事をすることになる。その一人ひとりがどんな人かは、実際にいっしょに仕事をしてみないとまったくわからない。
誰がどういう人であるか、ということを知るのは大事ではあるが、根本的に大切なことは、誰とも上手く付き合い、いっしょに仕事ができることだ。
これを私は「人間関係マネジメント力」と勝手に名づけている。
「人間関係マネジメント力」とは、誰とでも上手く付き合い、いっしょに効果的に仕事をしていける能力でもあるから、この能力がつけば、プロフェッショナルとしてのみならず、人間としても大きく成長できる。気がついたら、リーダーになっているだろう。
そして、新しい仕事・職場・環境になるたびに成功の決め手になるのが、この「人間関係マネジメント力」であることを肝に銘じてほしいし、日頃からその力をつけることに専念すべきだろう。
そのためには、具体的にどうしたらいいのか?
答えは簡単だ。
誰からも好かれるように、素直で謙虚になり、元気で協調性を持って皆と仕事をすればいい。そして、新しい配属先や異動先の方々全員の長所からなんでも学び、吸収していこうとすることだ。