ビジネスは食うか食われるかの戦い。だから、ビジネスの世界に入るということは、あなたはいつも誰かと競争しなければならないということだ。
能力の差はどうしようもない。能力がなければ、それだけでビジネスの戦いにおいてハンディーキャップになることは間違いない。
しかし、それ以外のところで優れていれば、総合力で勝てる。
そこで、ものを言うのが、身だしなみであり、外見だ。カッコいいとか、美人美男ということではない。本物のビジネスの世界では、容姿など二の次。別に恋愛をするわけではないから。
ビジネスパートナーとして、どれだけ気に入られ信頼されるかなのだ。
まず、大事なのが相手に不快感を与えない服装・髪型をしているか。そして、清潔感、安心感があること。つまり、相手に気に入られる外見作りに気を配れるかが大事だ。
また、その外見を支えるのが、礼儀・作法である。普段から相手の立場に立った心がけができるかどうか考えてみてほしい。
昨今、服装や髪型などカッコよさだけを追う風潮がある。プライベートなときは、誰にも嫌な思いをさせないだろうから自分の好きなようにしたらいい。
だが、ことビジネスの世界では、周りの人に気を配り、お客様に好かれる身だしなみと外見作りに最大の努力をすべきだ。
ビジネスで成功するために大事なことは、相手とできるだけ早く信頼関係を構築することだ。信頼関係を構築できれば、どんどんビジネスが進んでいく。
信頼関係を構築するためには、あなたの言動のすべてに気配りが必要だ。特に、相手に明確にわかる身だしなみと外見は、努力次第で整えることができる。
私は頭が悪かったので、せめて身だしなみと外見を評価されるよう、徹底的に工夫した。事前に会う方の好みを把握し、お会いするその日の朝、先方が好みそうな服装や色合いを考えた。
お陰様で、とても好評で、人によっては、その気配りに感動していただき、それがきっかけで取引が始まったこともある。
「たかが身だしなみ、されど身だしなみ」だ。些細なことかもしれない。しかし、プロフェッショナルは、その小さなことへのこだわりから、誰からも信頼される本物のプロフェッショナルになれるのだ。