同じ研修会・セミナー・講演会に参加しているのに、最短・最速で成長できる人とそうでない人がいる。なぜか?

 その差がつく理由として、少なくとも2点あると思う。

 一つは、とにかく謙虚に学べるかどうかだ。よく基本的なことを教える研修会や、講師の話が退屈だったセミナーをバカにしたり、批判的なことを言ったりする人がいる。

「あのセミナーは当たり前なことばかりカバーしていたね」とか「講師の話がつまらなかったから何も得るものはなかった」と。

 とんでもないことだ。

 謙虚に学ぶ姿勢さえあれば、どんな研修会やセミナー・講演会でも、学べることはたくさんある。

 私は、今までさまざまな研修会・セミナー・講演会に参加してきたが、どれも本当に勉強になった。私の知識・経験がまだまだであることを物語っているのかもしれないが。

 講師の話を聞いて、本当に考え直して人生観が変わったことも何度かあった。

 要するに一度研修会・セミナー・講演会に参加することになったら、徹底的に学ぶ姿勢で臨むべきだろう。それが講師の方に対する一番のマナーである。

 参加中はプログラム内容や講師のいい面だけ見て吸収しまくることだ。せっかく大切な時間やお金を使って参加しているのだから、かけた時間と費用の回収をすべきだ。


 もう一つ、成長する上で差がつくことがある。

 研修・セミナー・講演会で学んだことを、自分の仕事や言動に確実に応用できるよう、しっかりものにできるかどうかだ。

 そのためには新しいアイディアや考え方、またノウハウやシステムがあれば、後ですぐに使えるようにメモを綿密にとること。理解できないことがあれば、その場で質問をするなりして徹底的にわかるまで学び続けよう。

 そして、できるだけ早く、たとえば次の日ぐらいに、再度メモに目を通し、今度はノートにまとめあげる。そうすれば体で覚えられる。