私はどんな日でも朝の五時、遅くとも六時には起きています。

 人によって目を覚ます方法はいろいろだと思いますが、行動をパターン化するとそれが合図となり、体が自然と反応するようになります。

 たとえば、水を飲む、カーテンを開ける、ラジオをつけるといった単純な行動でかまいません。これらの行動をいくつか組み合わせるのもいいでしょう。

 たとえ眠くて頭がボーッとしていても、とにかく次の行動に移ることが大切です。

 私は、目覚めた直後の行動をこんなふうに決めています。

 ・スーツのポケットから手帳を取り出す

 ・スケジュールを三十秒ぐらいで確認する

 ・その後、シャワーを浴びに行く

 このように行動パターンを決めておけば、やがて無意識のうちに、体が動いてくれるようになります。これが習慣化の力です。

 さらに私は、シャワーを浴びながら着る服を考えるようにしています。

 アポイントが立て込んでいるときは、会う人に合わせて服を選ぶようにしています。相手が若い人なら明るめの色、年配の方であれば落ち着いた色を選びます。服装に対して保守的な考えを持っている人に会うときは、白のワイシャツにブルーのスーツにしよう、といった具合です。

 このように、目を覚ます行動パターンに、仕事でも役立つ行動をリンクさせてみるのもいいでしょう。

 目覚めがすっきりするといった効果以外に、出社前のロスタイムが少なくなる、仕事で会う人をイメージできるといった複数の効果が生まれます。