私の場合、ほとんど土日も仕事をしていたので、一週間を七日として、「四勝三敗」を目指すようにしていました。要するに、勝ち越せばいいという発想です。

 一週間単位で勝ち越し続ければ、トータルで見たときには負けていません。だから、ずっと勝ち越せます。

 第一週目は五勝二敗という好結果だった。しかし、第二週目は二勝五敗、第三週目は一勝六敗……と続くようでは、最初の週の勝ち越しが評価されません。一ヵ月単位で見れば大きな負け越し。それでは意味がないんです。

 一ヵ月を三十一日と考えれば、十六勝十五敗が合格ライン。中期的、短期的な目標は勝ち越すことを目指したいですね。

 ただし、自分の思うようにいかず、目標を達成できなかったときに、自分に大きな減点をする必要はありません。この経験が次の貴重なステップになるとプラスに考え、次の目標に向かってください。

 前にも述べましたが、勝ちすぎる目標は、その目標自体が低いことの証です。大勝ちするのではなく、ぎりぎり勝ち越す程度の目標がベストです。

 ですから、四勝三敗で重視すべきは、むしろ、三敗の部分なのかもしれません。

 自分の過去を振り返ったとき、二十二歳ぐらいまでは連戦連敗でした。全敗と言ってもいいかもしれません。そして社会人になり、会社勤めを長年続け、今やっと取り戻している感じです。

 おそらく、人生をトータルで考えると、私はもっと、もっと勝ち越す経験を積んでいかなければならないでしょう。

 でもあえて、安易な目標は立てません。四勝三敗を続けながら、少しずつ、負け越した分を穴埋めしていくほうが、結果的に、より早く成長していくからです。