「得意なことでもしっかり事前準備をしよう!」と決意に至った、つい最近の失敗談をお話します。
2ヶ月前に懇意にしているA参議院議員から電話がありました。
「浜口さん、今度4人の国会議員に来てもらって、『次の首相は誰になるかの討論会』をやるのだけど、前回の勉強会同様司会してくれない?」
「いいですよ、議員」
「それじゃあ、打ち合わせする?」
「いや、お互い忙しいので、わざわざ事前にやらなくてもいいと思いますが……」
「じゃあ、浜口さん、前回同様、司会が参加者名簿を読み上げた方がいいかなあ?」
「はい、参加者同士知らないので、紹介した方がいいと思います」
「それでは、事前に参加者名簿いる?」
「司会は得意なので、当日直前に頂ければいいです」
「事前に準備しなくて大丈夫? でも、浜口さんが自信あるなら、いいっか!」
討論会当日です。
「それでは、本日の討論会を始めます。私は本日司会を勤めさせて頂きます、浜口直太と申します。よろしくお願い致します。さて、本日の出席者をご紹介致します」
(あれ! 名簿の文字が見えない! どうしたのかなあ? あ!もしかしたら、この若さで老眼になったのかなあ… まあ、いっか~ ちょっと間違えたくらいだったら、許してくれるだろう)
なんとかその場しのぎで名簿を適当に読み上げました。ところが、討論会が終わり、参加者全員が帰るやいなや、A参議院議員が、激怒しながら一言。
「浜口さん、いい加減なことしないでよ!参加者の名前、会社名、役職のほとんどが間違っていたぞ! 皆怒っていたのわかった?」
「すみません、急に老眼になったみたいで、今まで気づきませんでした」
「だから、聞いたでしょう! 『事前に準備しなくて大丈夫』って!」
それ以来、私は、『得意なことでも油断しないで、しっかり事前準備をする』ことにしました。