「待っていても誰も来ない。特に先輩や上司は。だから自分から働きかけよう」
先輩や上司は、あなたより大きな責任を持ち忙しい上、より高度な仕事をしています。ですから、知識も経験も豊富な先輩や上司から学ぶべきことは多いはずです。
先輩や上司から誘われるのを待つだけでなく、時には自分から食事や「ノミ(飲み)ニケーション」に誘ってみてください。日中の忙しい職場での会話とは違い、リラックスして、本音でストレートに話してくれるでしょう。
成功談や失敗談、彼らがあなたに期待していることなどを、普段聞けないことを話してもらえれば、仕事の参考になるだけでなく、人間関係を深めるいい機会にもなります。
忘れてはいけないのは、私達は人間という「感情の動物」で構成されている会社や組織で働いています。作業を坦々とやる機械ではありません。
ですから働いている者同士、心が通わないとギクシャクして一致団結できず、なかなかいい仕事などできません。これは経験者なら誰でもわかることですが。
経験・知識、また専門能力も勿論大事ですが、一番大事なのは、会社や組織内で皆の心が通い合うことです。
それを可能にすることが一人ひとりとの対話です。それも一度や二度ではなく、かなり頻繁に、また継続的に、です。
人間は不思議なもので、対話できないと色々と心配や憶測を始めてしまいます。
「あいつ最近何も言ってこないけど、何か私に都合が悪いことでもしているに違いない!」とか、「前はあんなに会って話していたのに、誘っても何かと理由をつけて会わないのは、オレを嫌って避けているな」なんてことを勝手に思い始めるのです。たまたま、こちらに時間や余裕がなくて、たまたまそうなったとしても、です。
ですから、まずこちらから誘うのです。それが部下として、先輩や上司を立てている証拠であり、社会人としての礼儀でもあります。あなたのそんな律儀な言動と努力を、先輩や上司達は、高く評価することでしょう。