「整理整頓できな人は、心が乱れている証拠であるから、仕事もできるわけがない」




 仕事が増えて忙しくなるのと比例して、デスクの上にどんどん資料の山ができ、デスク周りが乱雑になりがちです。これでは、必要な書類や大事な資料を探すのに手間取ってしまいます。

仕事のできる人のデスク周りはきちんと整理整頓されているものです。それによって心が安定していますから、仕事にも集中できるのです。

整理整頓のコツは、とりあえず仕事の区切りがついたら、関係する資料をきちんとファイリングすることです。そして、もういらない資料は遠慮なくすぐに捨てることです。

そうすることで、仕事にメリハリがついて、流れも再確認できるようになります。退社するときは、デスク周りを整えて、オンとオフの切り替えをします。

このケジメが、次の仕事への活力となります。そして、これができる人とできない人との差は、一年もすれば、とてつもないものとなります。

 元アメリカ人上司は、私がデスク周りをきれいにしていないの見ては、大声で叱りました。

「デスク周りぐらい整理整頓できないやつは、仕事なんてできるわけがない! 仕事が本当にできるようになるためには、すべてにおいて整理整頓できなければならないから」と。

 彼のお陰でいつも整理整頓する癖がつきました。今では、私が社員に言います。

「心の乱れは職場の乱れ。心の乱れたやつに集中した仕事などできるわけがない!」

 実はこれも彼の口癖だったのです。真剣に部下を育成しようと思うと、ついつい彼の言葉が自然に出てしまいます。今となっては、プロフェッショナルとして厳しく訓練してくれた彼に対して心から感謝の念が絶えません。