「仕事で長く頑張り続けていくためには、自分なりに楽しむ方法を見つけ、工夫して実践すること」
定時の仕事だけでなく、残業、仕事上の付き合い、通勤時間などを含めると、かなり多くの時間を仕事に費やしていることになります。
起きている時間の多くを仕事にあてているのですから、いやいやながら仕事をするのは、実にもったいないことです。同じ時間を仕事に費やすのなら、大いに楽しまなければ損というものです。
仕事の多くは辛くて、面白くないものかもしれません。それでも、できる人は、ほんのささやかなことでも、仕事の楽しみを見つける工夫をしています。
営業先に向かう電車の中から見える景色がとてもきれいであるため、楽しくなってくることでもかまいません。自分のアイディアが最終的に顧客に採用され喜ばれている場面をイメージするのもいいでしょう。
無理してでも楽しみを一つでも見つけられたら、そこから波及して他も楽しく見えてくるものです。そうすれば仕事全体も楽しく感じられるようになってくるから不思議です。
何事も辛いと思ったら辛くなるものです。私も新卒で大手国際会計・経営コンサルティング会社のニューヨーク本社に就職してしばらくは、会社に行くのが辛くてたまりませんでした。会社で毎日ミスや失敗ばかりしていましたから、無理もありません。
そもそも自分の能力以上の職にいきなり就いてしまったので、上からのプレッシャーで押し潰されそうで苦しくて耐えられません。しかし、時間の問題で、クビを切られえることを察知した私は、もう葛藤するのは止めました。
〈どうせ辞めさせられるのだから、それまで今の仕事から徹底的に何でも楽しく学ぼう!〉と決めたのでした。そうしたら、仕事ができないなりに、最新の専門的な知識を学べることの楽しさを実感できるようになりました。それによって楽しく仕事をやり続けていったところ、辞めさせられるどころか、どんどん出世していったのでした。